前世の少年 一男 が身に着けていた 白い詰襟 を見た時、どこからともなく
『これは 軍服 なんです』
というような、断定的な情報を得た。
ーー詰襟といえば、現代の学生服しか思い出せないため、何故これが軍服なの
か、そして何故 白 なのか、等、戸惑った。
そして、その独特な生地の風合いにも、興味を抱いた。
現代のような、さらり、するりとした感触のある生地とは思えない、ふわ、ごわ、
みたいな風合で、色も真っ白 というよりは、多少くすんだ感じだったので、いっ
たい、どんな種類の生地なのか、とても知りたいと思った。
ーーそして、不思議なことに、これについて検証したい一心で調べていった結果
得られた答えは、思いもよらないものになっていく・・
それは、過去に視ていた彼女の前世の少年の、ある重要な前提を、根本から覆
すことになっていくのだーー!
そのため、以前視た前世の内容と、今回視た内容との2つの間が、整合性の取
れないものとなってしまい、ブログを中断しようとさえ考えた。
が、この生地の検証、そして、今回の視初めから、ずっと耳元で聴こえていた、
ある単語ーーそれも、前回と今回の前世の間で、明らかに矛盾する単語だっ
たので、無視し続けていた のだがーーーその単語についても、思い直して、
無視しないで調べていった結果は、全て一貫したものとなり、ついに、以
前視た前世の、根幹に関わる部分の方が間違っていたという
結論 を導くことになっていく・・・
詳細については、次回から書いていこうと思うが、以前書いた内容を読んでくださっ
た方なら、その間違っていた件が何なのかすぐに判っていただけると思う。
