Julia Lipnitskaia takes gold in Euros
Updated: January 17, 2014. 6:07 PM ET
Associated Press
※注:昨日訳した内容と重複する件は省いています
ブダペスト~ハンガリー
水曜日のショートプログラムを終えた時点で、同じくロシアのアデリーナ・ソトニコワ
に次ぐ2位に付けていたリプニツカヤ。 フリーを迎えたこの日、非の打ち所のない
ジャンプを次々に決めると、最後は目まいがするほどの高速スピンで終え、シーズン
ベストとなる 209.72 のスコアを叩き出し、金メダルに輝いた。
リプニツカヤは、今大会での最年少出場選手であり、欧州選手権史上最年少女王
でもある。
彼女はプログラムで、赤い衣装を身に纏っていたが、これはスピルバーグの映画
『シンドラーのリスト』に登場する“赤いコートの少女”を想起させるーー
モノクロで撮られた映像の中で、唯一使われている色彩だ。
ドラマの緊張感がプログラムを支配する事が明白にも拘らず、演じるにあたっての
影響はないと彼女は言う。
「感情は、良い演技をするための手助けになるわ。」
欧州選手権で、2006年にイリーナ・スルツカヤが最後に優勝して以来のロシア人女王
となったリプニツカヤ。
「以前はそういった感情が、スケーティングの集中力を弱めたり、妨げたりするものだと
考えていたわ。でもそうじゃない、感情は、実は演技のレベルを高める役割を担っている
ことに気づいたの!」
ロシアにおけるソチオリンピック女子シングル代表枠は 『2』 ーー
リプニツカヤとソトニコワの2人は、その有力候補だ。
ロシアスケート連盟は、1月27日までに結論を出さなければならない。
「ヨーロッパ・チャンピオンとなった今、私も代表のひとりに選ばれるべきだと思っている。
オリンピックに出場して、クリーンに滑りきり、そして良いスケーティングを披露することが
私が目指すゴールです。」

