去年の11月10日から書き始めた『La Marseillaise』
間にGPFや全日本が挟まれたことや(TV観戦に忙しい
)、年末の仕事の多忙さから
更新が飛び飛びになり、アップしようとする度文章を一から読みなおす羽目になっていた。
今回も最初から読みつつ、同時にーー毎回前世の映像を見た後、内容を忘れないよう
ノートにメモを残しているが、そのメモと照らし合わせてみた所、書き忘れた件があること
に気づいた。
で、兵士達が国家を斉唱した場面ーー
彼らの中には、唄うに連れて感極まり、涙する兵士も居たこと、そしてーーこの時点で、
彼らに具体的な出撃日時は知らされていなかった。
なので、彼らはそれまで、ほんの束の間ーー本音は永遠に命令など下らなければいい、
と思いつつーー戦のことなど忘れ、平穏な日常と変わらぬ気分を取り戻し、酒に酔いしれ
ていた。
ーーが、出撃命令は、突如下る・・・愛国心を鼓舞する歌声が終わるか終わらないかの
その時ーー彼らはその瞬間から一刻の猶予も許されない。即座に出撃準備に取り掛かり、
戦地へ向かわねばならなかった・・
ーー彼らの純粋な想いと、冷徹な出撃命令の狭間で、何かやるせない気分にさせられる
場面だ・・・それをすっかり忘れていたとは・・!
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前世の映像を見た後、『クリミア戦争』のキーワードで調べていったが、
雪中の行軍 で書いた厳寒の中での戦いは、La Marseillaise⑩
で 厳しい冬が包囲軍を悩ませた との記述から、セバストポリでの戦いだろうと思う。
また、塹壕 とは、調べるまでは最近の戦争(弟1次、2次世界大戦等)から存在し始め
たものと思っていたが、クリミア戦争当時すでに存在していたことが判ったので、前世の
青年が塹壕内に居る映像も、想像の産物とばかりは言えないだろう。
彼が所持していた 銃 と、煙草 に関しては次回書きたいと思う。

