喧騒の中、突如立ち上がる兵士ーーー直立し、歌いだしたのは
ラ・マルセイエーズ (フランス国歌)
胸に手を置き、前方を真っ直ぐ見つめたまま歌い上げる兵士を見た他の兵士等は、
瞬時にして彼に共鳴した。
次々と椅子から立ち上がり、同じように胸を張り、ひとりまたひとりと声を重ねていく・・
つい今しがた、罵りあい殴り合っていた兵士達も皆、全てを忘れたようにーー!

ーーやがて、酔いつぶれた兵士を除く全員が立ち上がる大合唱となった時、彼らの心の
内には、沸き立つ愛国心、溢れんばかりの誇らしい気持ちが漲っていたのだった・・
http://www.youtube.com/user/yarukyo893?feature=watch
勿論、前世の青年も例外ではないーー
が、視えたのは、この青年ひとりの感情ではなかったーー全員の熱く強い思いが伝わり、
誇らしい気持ちが、私自身の気持ちの内(中)に入り込んでしまったのだ。
高らかに唄われる ラ・マルセイエーズ ・・
ーーなんと、誇らしく晴れがましい気持ちだろうーー
記事を書こうと思った切っ掛けは、紛れもなくこの ラ・マルセイエーズ
を視た(聴いた?)ことによる・・・