二人のお子さんを両腕に抱え、カメラに向かって笑顔を向けるお嬢さんーー
取り澄ましたような雰囲気は微塵もなく、素顔のままを見せている。
ほっそりとした顔立ちにもかかわらず、視えてきたのは
がっしりした骨格の男性の顔ーー背は高く、体格も大柄・・
お嬢さんの華奢な体型からは想像もつかない、その男性の頭には
一本の羽根飾り が立っていた。
続いて視えてきた服装も、それを裏付けるようなものだったが、
所謂 『インディアン』 という言葉からイメージする(ステレオタイプな
イメージ(;^_^A)七面鳥のような大量の羽根飾りを着けているわけではない。
ーーー実際 時空を超えたつながり ネイティブアメリカン
で、書かせてもらったように、その前世では、頭の先からつま先まで、大きな
羽根飾りを纏った部族の姿が見えたーー
男性の羽根飾りは頭だけ、他は袖口に少しぐらいで、ごてごてしていない
ーー衣装の色も生成りで、シンプル且つ清潔な印象。
歳は、30歳代半ばから後半にかけての年齢と思える。
この男性は、とある部族の長だった。
そして彼の前には、戦が待っていた・・・
