依頼者が幼い頃から覚えていたという前世の姿ーー
それを聞いて、思いあたることがあった。
幼い男の子の前世に関わる記事で、聖職に就いていた前世の記憶を留める男の子の話だ。
この男の子と依頼者には、共通点があるように思う。
ーー聖職者ーーという共通点があることも不思議だが・・
2人とも 今生の直前の記憶＝最も新しい記憶 を覚えていたのではないか
と推測したーー
ーー関連して、ちょっと脱線するが、よく見聞きする
前世を記憶する子ども達の話 または、
フジテレビ 『奇跡体験！アンビリーバボー 』 で以前放送された 『真性異言』を話し、
いくつかの前世を記憶すると思われる成人女性に関する話 などについて、個人的に思うこと
を書いてみたい。
真偽の程はよくわからないこれ等の話について、いくつかは本当かもしれないが、中には
死者に憑依されている だけかもしれないケースもあると思っているーー
こんな事例を読んだーー
子どもの頃から前世の記憶らしきものを持っている男の子がいた。その子は、自分が住む町から
遠く離れた町に住む、会ったこともないとある主婦を 自分の妻 だと言い、詳細な名前や場所
その他、知っているはずのない様々な事を口にしたというーー
驚いた両親が、その女性を訪ねたところ、確かに男の子の言うとおりだったそうだ。
両親は、男の子が前世を覚えていると確信し、折々、その女性＝妻 に会いに行かせたそうだ。
その間、男の子は、本人の知らない数々の、前世の妻と思われる女性とその家族しか知らない
事実を告げたそうだ。が、幼い男の子は、その内容を自覚無く喋っていて、意味も何もわかって
いなかった。
数年が経過し、男の子が高校生になった頃、女性は亡くなった。
そしてその途端、前世の男性（姿は見えないが、声が聞こえるらしい）は、
『もう用がなくなった 妻と一緒に昇天するーー』
みたいなことを言い、それきり、現れなくなったそうだ・・・
ーー話としては面白いかもしれないが、このような事例は、前世の記憶を留めていると言える
だろうか？
成人になった男の子は今でも、あれは前世の記憶だった、と主張しているが・・
私には、死者に 憑依 されていただけ、にしか思えないーー
個人的には、『アンビリーバボー』で取り上げられていた女性も、憑依だと思っている。
この女性は、前世を視る度いちいち失神していたが、これは異常事態だーー！
のんびり気を失ってる場合じゃない、悪い病気に罹っているかもしれないから、医者に看て貰う
方が先決だろう・・？
ーーひとつひとつの事例をきちんと精査しないまま、何でもかんでも前世だ、と主張するのは、
私には受け入れがたい・・
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相当脱線しましたが・・
ということで、今回の依頼者に視えたという前世はーーこれに関しては、客観的に、本人（依頼者）
の知らないところでアクセスしているので、上で紹介したような失神も起こりえないし、もし憑依で
あれば、霊視は止めるので、前世の物語が少しでも見えてくれば、依頼者の前世の姿である
可能性は高くなるだろうーー
依頼者自身のイメージを知らされたときは、何か、修道女が修行（苦行？）するような姿を想像した。
が、視えてきたのは、もっと軽いーー普通の感じーー
若い女性が祈りを捧げている、その姿に重々しさは感じられなかった・・・
