Top 35 programs of 2012: #7 The catapult to success
2012 in review
January 3, 2013
By: Jackie Wong
羽生結弦の2012年を振り返る時、彼の演じたプログラムの中で、ひとつだけ選ぶ
とするならば、それは、世界選手権（仏・ニース）でのフリーだろう。
その時点ですでに成長著しいスケーターとしての地位を築きつつあった、17才の羽生ーー。
このフリープログラムは、そんな彼を成層圏まで？押し上げる切っ掛けとなった。
http://www.youtube.com/user/icechannel2011?feature=watch
彼がその後に成し得た様々な成功ばかり見ている我々は、当時、彼がまだ
シニア参戦２年目だったこと、そして彼にとって、それが初めての世界選手権出場
だったことなどを忘れかけている。
ーーましてや、フリーを演じる時点で、７位（ＳＰ）スタートだったことさえ
記憶から遠のきつつあるかもしれない・・
彼は涼しい顔で、けれどまるで地球最期の日でもあるかのごとく全身全霊で、
全てをエッジに託していた。
しかし、プログラム中盤でのステップの途中で転ぶという、アクシデントのような
ミスをしてしまうーーもし、他のスケーターがこんなミスをすれば、残りの演技は
萎縮してしまうところだろう・・が、彼は違った。
すぐに起き上がり、直後のーープログラムの中でも２番目に難度の高い
３アクセルｘ３トゥ のコンビネーションを見事に決めてみせたのだーー！
なんて奴・・大した度胸だ！ 凄すぎる！！