Top 35 programs of 2012: #4 Isn’t he too young for world records?
2012 in review
January 5, 2013
2012年世界選手権での銅メダルは、当時、まだ 『サプライズ』 でしかなかった。
しかしその直後から羽生は、ほぼ垂直と言っても差し支えないほどの急激な成長を遂げることになる。
2010年のジュニアチャンピオンとなった後でさえ、今の彼を、誰が想像し得ただろうか・・?
羽生は今シーズンのGPシリーズを、スケートアメリカでスタートさせた。
ーーショートプログラムでの歴代世界記録更新というおまけ付きでーー
続く2戦目であるNHK杯では、前回を上回る出来栄えを見せたショートで再度、自らの世界記録を更新した。
もしまだ彼のSPを見ていない人がいるなら、そういう人達には、それが紛れもなく、
現段階における 今シーズン最高のプログラム だと言うだろう。
決して大げさでなく、ここ数年間の記憶を辿っても、ベストプログラムのひとつに数えられる。
ーー高難度なジャンプを、軽々と成功させ
スケーティングはのびのびとしていながら、自信に溢れているーー
このショートプログラムは、彼が素質ある優れたジャンパーであることを証明してみせてくれる。
大した準備もしていないように見えるのに、完璧な技術を披露する・・
そして我々に、3分弱のプログラムを、わずか30秒で終えてしまったかのような印象さえ与えるーー。
ーーおっと、忘れちゃいけない、彼がこのプログラムを滑り始めた時、まだ17才だったことをーー
先月18才の誕生日を迎えて、そしてすぐ、全日本初制覇・・
一体全体彼は、これから先どれだけその素晴らしい才能を、我々に見せ付けてくれるつもり
なんだ?!!
