印象的な・・③ で、少女が手にしていた銭貨のイメージとして
和同開珎
の画像を載せたのは、根拠のないことではない。
この女性アスリートの前世を見たのは、今年の初めーー1月のこと。
ーー印象的な・・① で書いた銭貨の描写ーー10円硬貨の色、5百円硬貨のサイズ
は、当時見えた映像そのままを忘れないよう、ノートに書き残していたものだ。
ただしその時は、銭貨について特に疑問や興味を抱くことはなかった。
しかしブログに書いて、もし上記のような銭貨の存在がありえない
ということにでもなれば、単なる私の妄想話で終わってしまう・・・
これはきちんと検証しなければーーー
そう思い、以下の情報を集めてみた。
まず 五百円硬貨のサイズ = 直径 26.5mm
これに相当する平安時代の銭貨を調べてみると
平安時代 794年~1185/1192年頃
当時の銭貨に
皇朝十二銭
と呼ばれる 古代銭貨 が存在していたことがわかった。
皇朝十二銭は、以下の12種類である。
- 和同開珎 708年 (和銅 元年)
- 万年通宝 760年 (天平宝字 4年)
- 神功開宝 765年 (天平神護 元年)
- 隆平永宝 796年 (延暦 15年)
- 富寿神宝 818年 (弘仁 9年)
- 承和昌宝 835年 (承和 2年)
- 長年大宝 848年 (嘉祥 元年)
- 饒益神宝 859年 (貞観 元年)
- 貞観永宝 870年 (貞観 12年)
- 寛平大宝 890年 (寛平 2年)
- 延喜通宝 907年 (延喜 7年)
- 乾元大宝 958年 (天徳 2年)
サイズは
和同開珎 から 富寿神宝 までが 直径24mm~25mm前後
誤差は おおよそ 2mm ほどか。
承和昌宝 以降はすべて 19mm ~ 21mm
誤差は 5 ~ 7mm に広がる。
to be continued...
