存在しない人の前世⑤ | 前世の記憶 ~Past Life Memories~

前世の記憶 ~Past Life Memories~

占い師や精神科医に頼ることなく、自力で前世を蘇らせる方法。

他 映画、音楽、スポーツ関連記事も書いています。




父は、晩年病に苦しんだ。


祖父からダメ長男の烙印を押されていた父を敬遠し、病を患ってさえも

めったに実家を訪れることのなかった兄弟姉妹のうち、ただひとり

弟(次男)だけが遠い他県に暮らしていたにも拘らず、何度も実家を訪れ

父の面倒を見てくれていた。


口には出さなくとも、兄を一番心配していたーー


ーー前世で見えたことは その叔父が 領主

そして息子が 祖父


というもの。


幾何ができなかった息子が、大学教授になり

趣味で数学を楽しんでいた領主は、努力して帝大に入学。

数学の教師だった父は(実際教師だったが数学ではない)落ちこぼれーー


まるで全ての立場が逆転したようだーー


ただ、父と弟の関係では、前世を引き摺っていたかのような絆がある。

祖父に関しては、2度とも父を苦しめる(鍛える?)関係となっているーー



自分の前世を見ていてすら、登場人物の今生との関係性を知ることが難しいのに

今回の前世では、当たっているかどうかはわからないが、いとも簡単に

見えてしまった。


まだまだわからないことばかりである・・・