中央ユーラシアの前世③ テントの外 | 前世の記憶 ~Past Life Memories~

前世の記憶 ~Past Life Memories~

占い師や精神科医に頼ることなく、自力で前世を蘇らせる方法。

他 映画、音楽、スポーツ関連記事も書いています。

少女は、ここでの生活がとても気に入っている。

毎日が楽しくてたまらないほどの幸せを感じていた。


広い大地には、草原と自分たち以外

さえぎるものは何もないーーー


地平線に夕陽が沈む時、空全体を

そして辺りをすべて赤く染めたーー



前世の記憶



少女は自分で馬にも乗るようだ。


ギャロップする時の、決まったリズムを刻む感覚

馬を止めるため、スピードを緩める時の

揺れる感じが、リアルに感じられた。



老人もいれば、小さな子どももいる。

そして、少女が恋心を抱く青年も・・・


日焼けした顔、逞しい身体ーー


馬に乗る姿など、とてもステキ!

と思っている


その青年に、男性的な魅力を感じていた。



やがて恋人同志になった二人は

寄り添い、手と手を繋ぎ合っていた。


どちらかといえば、少女の方が積極的ーー


青年の名は


ミハイル