平安の上流階級らしきこの前世の女性は
あまり話をしない
動かない
寝殿造りの住居の中で
簾の前(縁側?)もしくは後ろで
出かけるときは、顔をベールで隠すーー
冒頭に見えたお供の女性たちの方が
よほど生き生きとして、現代の女性となんら
変わりなく見えたのとは対照的な
能面を思わせる顔・・・
突如、ひとりの男性が見えたーー
年は、20代後半ぐらい。
「遊べ、遊べ!」
と、庭にいる何人かの貴族たち?に
ーーどんな遊びかは分からなかったが
みんなをリードする立場にあるようでーー
手を大きく何度も叩いて
しきりに楽しむよう促している。
若くてイケメンーー溌剌としていて
にこにこと笑っているーーー
衣装は下のようなものだった。
但し、色は白っぽいクリーム色。
この男性と前世の女性との関係は
まさに
平安絵巻
を彷彿とさせるようなものだった・・・


