中世ヨーロッパの前世⑪ 答え合わせ | 前世の記憶 ~Past Life Memories~

前世の記憶 ~Past Life Memories~

占い師や精神科医に頼ることなく、自力で前世を蘇らせる方法。

他 映画、音楽、スポーツ関連記事も書いています。

ローザに関する前世の記憶は、しだいに見えるもの

がなくなっていった。


そんな頃、不思議な話に昔から偏見の無い実兄に

前世の話を打ち明けてみた。

そして、例の地球儀のようなものの形状を説明したうえで

何だと思うか尋ねてみたところ

即座に


『天球儀だ』


という答が返ってきた。


兄の蔵書の中に天球儀の絵があった。


前世の記憶


ただ私が見たものとは違っていたので

ネットで調べ、下のような画像を見つけた。

私が見たものは、このように球体に模様が描かれており

(どんな模様かは判らなかったが、地球儀のように

 輪郭のはっきりしたものでなかったことは確かで

 もやもやとした線が描かれていた)これに近い。


前世の記憶

その後で『中世最後の騎士』を手に入れ

読み進めていくうち、冒頭の部分で驚いた。

マクシミリアンの父、フリードリヒ3世は占星術に凝っており


前世の記憶

       フリードリヒ3世


夜になると学者たちと星座を観測しあい

その位置について語り合ったーーー

という記述があったからだ・・・


占星術とは、星の位置や動きから占いをするというもの。

天球儀の歴史上最古の記録は古代ギリシアの時代で

ルネサンス期(14~16世紀)にヨーロッパに広く普及したそうだ。


時代的にも相違しないこれらを総合すると

謎の物体は天球儀に違いないと確信した。


『皇帝マクシミリアン一世伝』を読んで

天球儀や、マルガレーテなどの答え合わせ

をした結果、前世に関する謎がいろいろと解明された。


ただ、これが事実であるとかそうでないとか証明はできない。

私の妄想や願望の現れであるのかもしれない。


ただ、このことをきっかけとしてその存在を知ることとなった

マクシミリアン1世という人物の伝記を読んで

その人となりに大きな感銘を受けたことは確かだ。


多分、ローザは、マリーと結婚してから後の

恋人の人生を詳細に知ることはなかっただろう。

もし、本当に私が彼女の生まれ変わりであったとしたなら、

500年後に、こんな形で知ることになろうとはその時点では

思いもよらないことだったろう・・

それでも、それは決して悪いことではなかったのではないか、

と、ローザの気持ちになれば、そう思う・・・