中世ヨーロッパの前世⑩ ローザの家族そして・・・ | 前世の記憶 ~Past Life Memories~

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占い師や精神科医に頼ることなく、自力で前世を蘇らせる方法。

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現代のように、TVもケータイもない時代

城を去ったマクシミリアンが、いつ戻るか

ローザは知らない。

だから、戻ってくる時は突然だーーー

予期していないからこそ、喜びはひとしお。


主を失ったマクシミリアンの部屋は、綺麗に片づけられている。

一人佇むローザの足元に、ロビンがやってくる。


突然開いた入口にクニグンデが立っていた。

結婚した兄を忘れられないローザの想いを知ってはいる

が、同情はないーーー



ローザの父は、名をハインリッヒと云う。

母はマルタ(愛称?)

父とは良い関係を築いていたようだが

母のことはあまり好きではなかったようだ。

離婚でもしたのか、家を去っている。



13,4歳で、銀髪(色の薄い金髪?)を

後ろで束ねた美少女が見えた。

名前は


マルガレーテ


にこにこしていて、とても愛らしい。


この時は誰かわからず、ローザには妹でもいたの

だろうかぐらいに思っていた。

ただ、ローザが少女に対して、好感を持っていたこと

だけは確かだ。

(名前に関して言えば、マクシミリアンや上記のように

 はっきりと見える(?)名前がいくつかあるのとは

 逆に、クニグンデのように全く読めない場合もある)


その後も、『マルガレーテ』の名がしつこく

登場するので、不思議に思っていたら

マクシミリアン伝がそれを容易に解決した。


ただ、マルガレーテは2人登場している。

ひとりは、マクシミリアンの最初の妻マリーの義母。

もう一人は、他でもないマクシミリアンの実の娘である。


私が見た少女が、娘のマルガレーテだと確信したのは

肖像画が掲載されていたからだ。


20歳ぐらいのマルガレーテの画は、私が見た

少女の成長した姿に間違いなかった・・・


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