3連休、何となく思い立って2泊3日で関西行ってきました。最初に泊まるのは大阪市内と決まっていたのですが、2日目は京都にしようか神戸にしようか悩んで、京都のホテルが取れたので京都に決定!
土曜日も午後からゆっくり出かけたので、大阪に着いた頃はもう日が暮れておりました。
ホテルは心斎橋だったので、まずはホテルからすぐのお店にチェックイン。
バル・ヘミングウェイ
こちらのお店、私のブログで何度かアップさせていただいているので、ああそこだ!とお分かりになる方もいらっしゃると思います。
お店に入った頃は雨降っていなかったんですよ。
マスター(左の方です<画像は今年3月に行った時のもの>)が、~♫街の灯りがとてもきれいねヨコハマ、ブルーライトヨコハマ~♪としつこく唄ってくれるので、私も負けじと、~♫小ぬか雨降る御堂筋、心変わりな夜の雨~♪と返させていただきました(この2曲をご存知な方ってどっぷり昭和です。だんだん少なくなっていくんだろうなぁ~)。
そしたらですね、小ぬか雨どころか本降りになって参りましたです。ま、飲むだけだから雨でもいいんだけどね~。
大阪で最初の1杯は生ビール(一気にグラス半分ほど飲みましたが…)。
ピンチョ(シシトウ、チーズ、赤ピーマン)をつまみにいただきました。
2杯目は赤ワインを。リオハ産でした。
ここで雨の中、河岸を変えます。なんたって気ままな一人旅なのが良いところ。
ミナミからキタに~♫あなたを偲んで南へ歩く~♪ って北に行くんですけれどね(笑)そして歩きませんよ。地下鉄御堂筋線で行きます。場所は北新地。
バル・キンタ
北新地でも本通りから入っているので静かです。ビルの名は昭和ビル(笑) いいでしょ~ww
階段を下りて地下に行くのですが(半地下みたいな感じ)牛がお出迎え。
この写真、向かって右のマスターのお店です。
私が大好きなお店で、かけつけカヴァからスタート。
こちらのマスターは、以前はオーセンティックなバーのマスターをされていて、何年か前にお店(バー)に伺った時、私の隣でしくしく泣いていた女性を優しく慰めていたことをはっきり覚えているのですが…。実は本人、すっかり忘れてます。まあ、日常茶飯事だったってことかしら?ほろっと泣けるお店、そしてマスターだったんでしょうね~。
でも、バル・キンタでは多分泣けません。まず店内が明るい!いつもPCで画像調節しているのですが、こちらのお店は全く必要ありません。2杯目はフィノと丹波の黒豆の枝豆をいただきました。
こちらのフィノです。そして、秋刀魚の酢漬けも。日本の青魚ってどうしてこんなに美味しいんでしょうね!秋刀魚がいないスペイン人に食べさせてあげたい。
ほれ、こんなに美しい!
3杯目はアモンティリャード、NPUをいただきました。言い忘れましたが、こちらのお店、シェリー中心に品揃えがされています。大阪でシェリー飲みたい!っていう時はオススメです。お店の名前、バル・キンタは、牛のマークでお馴染のオスボルネ(オズボーン)の代表的なシェリー、フィノ・キンタから取っている(のだったと思いました)。
NPU、久しぶりにいただいたのですが、ボトルの形変わりましたね。味も少し軽くなった気がします。
4杯目もアモンティリャード、ビーニャAB(アーベー)を。
チョリソ~ww 胡椒が効いて、んまい!
5杯目もアモンティリャード。アルグエソです。
少ししか飲んでいないと思っていたのに、やっぱ写真撮っておくものですね。結構飲んでます(笑)
久しぶりにマスターと話をして、とーっても楽しかった!さすがに泣けないけど(って、泣きたい時に行かれるお店探さないといけませんね)、引き出しがたくさんあって面白いです。その中のひとつ、マスターは若い頃にロサンゼルスのトーランスに住んでいたんだとか 先日、飲んだくれの旅でお世話になったGYAYOKOさんやnaoちゃんがお住まいの町ですぜ!そんなこんなで、ロサンゼルスを話題にシェリーを飲むという楽しいひと時を過ごしました。
とっても名残惜しいんだけれどね、締めくくりは京橋にあるオーセンティックなバーで。
バー・ウイステリア
最初の2軒はバルでしたが、今度はバーですよん。
やっぱ暗いっすね。おすすめのモルトをチビりといただきました。
で、ホテルに帰ろうと思ったのですが、こちらのマスター、昨年のベネンシアドール試験で、最優秀に輝いた経歴をお持ちの方。とあっては、やはりベネンシアでサーブしていただいたシェリーを飲んで〆るべきでしょう!
雨の大阪ひとり旅、飲み食いしかしておりませんが(汗)、とっても充実した日になりました。
ご馳走様でしたm(__)m