フラメンコの町、セビージャ① ~バンダさんとの再会~ | ¡Viva ワイン!

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ワインを飲みながら、気になったことを書いていきたいと思います。

今回のスペイン、いろいろな方とお会いする約束をしていたのですが、その中のおひとりがバンダさん でした。最近はアメブロをお休みされていて、私とのコミュニケーションはもっぱらFecebookだけなのですが、アメーバブログにアップするのでバンダさんのままにしておきます。彼女はマラガ在住、リゾートのホテルのレセプションとして忙しい日々を過ごしています。あ、大事なことを忘れていました。バンダちゃんというダルメシアン(♀)と一緒に暮らしていますが正しいです。


今回のスペイン行きを連絡したら、丁度バンダさんがやっともらえた休暇を使ってシチリアに行く前で、バンダちゃん(犬の方ね)をヘレスに住んでいるお友達に預けるというので、じゃあ、エル・プエルトまで迎えにきてくれちゃったりする?なーんて聞いたら2つ返事でOKが!でもね、迎えに来て下さる直前に分かったのですが、ヘレスのお友達の都合が悪くて、マラガのお友達に預けることになったと…。私を迎えに来てくれるためだけに、わざわざ来て下さいました。バンダさん、本当にありがとう!


エル・プエルトを発つ日、3泊させていただいたピソの鍵を返しにグティエレス・コロシアのボデガに行きました。折しもこの日は日曜日。鍵はどうやって返せばいいの?日曜はボデガお休みでしょ?と尋ねる私に、日曜は見学者が誰も来ないからゆっくり仕事が出来るからボデガにいるわよとの答え。凄い!一日も休まず働いているスペイン人もいるんだ!


鍵を返しに行くと奥様のカルメンさんが出て来てお別れのご挨拶を。ファン・カルロスも居るの?と聞く私に、勿論よ!と。ボデガの電気がついている辺りにいるから行ってみなさいと言われ、灯りをたよりに行くといました。


何をしていたかというと、1つ1つの樽にベネンシアを挿しこんでテイスティング。凄い!こんなことを毎日やっているんですね!シェリーの品質を自分の舌で確かめているんです。毎日全部の樽のテイスティングをするの?と聞く私に、まさか~、15日で全部を回れるくらい少しずつだよと。でも、月に2回は同じ樽のシェリーのテイスティングをするということになりますよね。シェリーのビジネスは、本当に地味で忍耐の要る仕事だと思いました。好きでなければ出来ない!この事が分かっただけでも、今回ボデガを見に来て良かったと思いました。こういう作り手の思いを込めて販売しようと思ったのです。


バンダさんに迎えに来ていただいて、向かった先はセビージャ。バンダさん、前は添乗員として働いていたのでセビージャはお客様を連れて観光で何度も行っていらっしゃる、その上、セビージャに住んでいたこともあるというので土地勘がバッチリです。でも、セビージャのような古くから開けた街は、カスコ・アンティグオと呼ばれる地図にも表せないような細い道がごちゃごちゃしていて難しい。


予約したホテルはサンタ・クルス街という名前のカスコ・アンティグオにあって、ホテルから一歩出るとバルがたくさんあります。


その中の1軒でランチ。


¡Viva ワイン! というか、この辺りは観光客が多いのか、既にランチタイムを終えていたためか(3時過ぎ、4時近かったでしょうかね?)お店は貸切状態で、注文した料理をどんどん持ってきてくれちゃいました。


バンダさんはワイン飲まないので、もっぱらビールONLY。SGさんと私はビールを飲んでから赤ワインを。


¡Viva ワイン! SGさんが注文した鶏の胸肉…だったかな?既に記憶が…。


¡Viva ワイン! 私が注文したイカフライ。他の地域では、カラマレス・ア・ラ・ロマーナ(何故かローマ風)と呼ばれるモンゴイカも、アンダルシアではチョコという名前で呼ばれます。肉厚で柔らかくて美味しいので、大好きです。


¡Viva ワイン! ちょっと残念だったのがこれ。メニューにガスパチョと書いてあったので頼んだら…。これって、スーパーとかに売ってるパックのじゃね?試しにバンダさんに味見してもらったら、いつも買ってるのと同じ味だそうです。氷まで入れられちゃってさ。


本当に話が尽きず(2年前に東京で会ったきり?)、飲み疲れてシエスタまで付き合ってもらっちゃって(笑)


そして夜の部へ突入するのであった。続く…。