シェリーの町、ヘレス① ~バル・フアニート~ | ¡Viva ワイン!

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ワインを飲みながら、気になったことを書いていきたいと思います。

ヘレス・デ・ラ・フロンテラという長い名前の町があります。スペイン(特に南のアンダルシア地方)には、この○○・デ・ラ・フロンテラという町がたくさんあり、例えばベヘール・デ・ラ・フロンテラ、アルコス・デ・ラ・フロンテラなどは、白い街並みで有名です。こちらではヘレス・デ・ラ・フロンテラをヘレスと省略して書かせていただきますね。


実は、ヘレスではフェリア・デ・カバージョ(Feria de Caballo) と呼ばれる馬祭りが行われていて(今年は5月5日~12日)、まさに、私がセビージャに移動した日に始まり、日本に戻った日に終わるというタイミングの悪さで見られなかったのですが、以前に一度行ったことがあります。その時は昼間の短い間、ほんの少しの滞在だったのですが、朝まで飲んで踊ってという毎日だそうですよ。


現在、日本からスペインへの直行便はないのでどこかで乗り継ぎをすることになるのですが、今回は行きがパリ経由、帰りはアムステルダム経由にしました。行きはエールフランスで成田~パリ~マドリード。マドリードで預けた荷物を受け取ってからターミナルを移動して、ヘレス行きに乗りかえました。


このマドリード~ヘレス間は、イベリア航空というスペインの航空会社の飛行機で行ったのですが、事前にインターネットチェックインをして搭乗券もプリントアウトして行ったのに、搭乗券を機械に読み取らせて預ける荷物に貼りつけるタグを取得するという作業をしないといけませんでした。


さすがはスペインなので、ずらっと並んだ機械の約半数は動いていません。多分、故障したまま放置。動いている機械もタグが出ない(多分、ラベルを補充していない)とか、機械が読み取らないとかいろいろあって、動いている機械の所は長蛇の列。早速スペインの洗礼を受けさせていただきました。


自分で預ける荷物にタグを貼り付けて、ようやくカウンターに行って預けることが出来るのですが、こちらも長蛇の列でディズニーランドのアトラクション待ちのようにうねうねと並ぶこと30分くらい…かな?間に合うのかいな、と思ったのですが、当然のように30分くらい出発が遅れた為、全く何事もなかったかのように飛行機はヘレスに向けて飛び立ちました。


¡Viva ワイン! スペイン上空、あいにくの曇り空で、マドリードからずっと雲海ばかりを眺めていたのですが…。


¡Viva ワイン!

ヘレス上空にさしかかると雲が途切れてきました。さすが!1年間に晴れている日が300日あるといわれているアンダルシアです。


ホテルに荷物を置いてから向かった先は…。


¡Viva ワイン! バル・フアニート。ヘレスで有名なバルです。


¡Viva ワイン! スペイン最初のお酒は、勿論シェリー。フィノをハーフボトルでとお願いしたら、こちらが来ました。


しぇりークラブで働いていたM子さんがヘレスに留学しておりまして、彼女と合流。折しもGWを利用してヘレスに遊びにいらしたというしぇりークラブのお客様も合流し、早速乾杯となりました。


¡Viva ワイン! 食べかけですみません。手前は鶏肉と野菜の煮込み、奥はラボ・デ・トロと呼ばれる雄牛の尻尾をオロロソのシェリーを入れて煮込んだもの。右は野菜サラダ。


¡Viva ワイン! やっぱり天気悪いですね。これ、午後5時頃です。ひと眠りしてからM子さんの案内でヘレスの町を歩くのですが、その様子は次回に。


帰ってきてからメールチェックをしていたら面白いものがあったのでご紹介。旅先でもメールチェックしていたんですが気付かなかった~というか、日本にいたとしても普通は読まずに捨ててしまうと思うので目にも止めなかったと思うのですけれどね。何故か目に止まって開いてしまいました。


タイトルは『UNIFORM TRAFFIC TICKET』。ニューヨーク市警の名前はありますが、差出人はSara xxxxxという個人のgmailアドレスから(これも私のアドレスと同様盗まれたものなんだろうなぁ…)。要は、私が4月27日の朝7時25分に、ニューヨークの○○にてスピード違反をやらかしたという反則切符なんですけれどね。このメールで降り込みしちゃう人、はたしているんだろうか?