京都最後の記事です。石清水八幡宮に詣で、帰りは京阪電車に乗って祇園四条駅まで。どっちもベタだけれど、先斗町か花見小路通でランチをして帰る事にしました。以前、京都の駅ビルで食事をしたことがあったのですが（すぐに新幹線に乗れるし楽だと思ったので）、値段の割には美味しくなく、お値段が普通のお店はこちらにもあるお店のチェーン店だったりして、だったら、少し高くてもこちらで食べた方が良いということになりました。
最初に花見小路通に行ったので、先斗町はやめにして、いかにも観光客しか入らなそうだけれども、まあ、良いんじゃないの？
外に書いてあったメニューはとても良心的なお値段で、雰囲気も良さそうだったので決めました。
注文したのは６３００円の会席。
ビールを頼んだら、湯葉のお刺身を持ってきて下さいました。もうここからスタート？割り箸のサックにも「ぎをん 西坂」の文字が。
先付、美しいですよね。これぞ日本料理という工夫があります。左から酢の物、大豆とクルミ、右の柿の赤い部分はサーモンで上は昆布、右のもみじの葉はジャガイモを揚げてあります。その下のピンク色はムカゴ入りのしんじょう。
全くお酒の写真を撮っていないことに気付いたのですが、日本酒を常温でいただきました。ＳＧさんと２人で２合徳利を３本だったので、ひとり３合平均ですね。
お造り。マグロ、キス、鯛。キスがとても美味しかった。キスを釣ると天ぷらにすることが多いけれど、お刺身がこんなに美味しいなんて！知りませんでした。今度キスが釣れたらお刺身で食べます。
うふふ～。初松茸です。
香りをお届け出来ないのが残念！ハモを食べると、京都だなぁ～って気分になります。
焼き物、揚げ物。既に魚の名前を忘れております。食べた時は覚えていたのにな～当たり前ですが。
椀物。鯛も美味しかったですが、蕪とその手前の練り物も上品でほっこりでした。
お食事をいただいて、水物はぶどう。
やっぱり駅ビルの中のお店で食べるより雰囲気もあって、お味も美味しかったです。お値段もこれなら安いくらい。
しいていえば、お酒。私の好みが新潟や東北の淡麗なので、京都のお酒が甘く感じてしまいます。当たり前ですが、お店には伏見のお酒が中心にしか置いてありません。その土地に行ったらそこのお酒を飲む方が、その土地の料理に合って良いとは思うのですが、１種類くらい他の土地のお酒も置いて欲しいなぁ…。
帰りの新幹線では、前日のスペインＢＡＲプラテロさんで残りをお持ち帰りしたワインをいただきました。一晩経っていい感じにこなれておりまして、とても満足でした。
これにて大阪・京都の記事は終わります。最後までお付き合いいただき、ありがとうございました。