シドラ・エスカンシアドール | ¡Viva ワイン!

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ワインを飲みながら、気になったことを書いていきたいと思います。

エスカンシアドールの社のあるVillaviciosa(ビジャビシオサ)は、オビエドから15kmほどサンティジャーナ・デル・マルの方に戻った所にあります。


バスク、カンタブリア、アストゥリアスと北スペインを移動してきましたが、世界一のブドウ畑の作付面積を誇るスペインですが、さすがにブドウ畑は見かけませんでした。それもそのはず、北部はリンゴの産地、シードルの生産地なのです。


Villaviciosaにはエスカンシアドール社を含め、いくつものシードルメーカーがあります。


会社の名前のエスカンシアドールですが、シードルを注ぎ人のことを意味します。シェリーはベネンシアという長い柄杓の様な道具を使って注ぐのですが、シェリーを注ぐ人をベネンシアドールというように、シードルを注ぐ人はエスカンシアドールというのです。


Viva ワイン! エスカンシアドール社の入り口です。なかなか趣ある建物。

ご挨拶のあと、工場を案内していただきました。


Viva ワイン! 時期的なこともあり(秋から冬にかけて稼働するそうです)、工場は休止状態でした。稼働していると、それはもう素敵よ~、と案内して下さったテレサさんの言葉。


Viva ワイン! この機械でリンゴをつぶしていきます。


Viva ワイン! 貯蔵タンク。


Viva ワイン! こちらのステンレスタンクで発酵させます。


Viva ワイン! テレサの説明を何やら熱心に聞いているわたくし。何を説明されたのか今になっては全く記憶にありませんが…。


Viva ワイン! 天井です。木が使われています。


Viva ワイン! エスカンシアドール社は、シードルの他、リンゴのブランディーや栗、コケモモなどもリキュールも作っています。こちらはリンゴのブランディーの樽。栗の木を使っているそうです。


Viva ワイン! 樽の修理に手間とお金がかかると言っていました。


Viva ワイン! なかなか見事な熟成庫。


Viva ワイン! こちらの小樽はリンゴではないリキュール類が入っていると言っていたと思います。


Viva ワイン! 蒸留する機械。この機械で蒸留してから前出の樽で熟成させます。


熟成庫を案内していただいてから、向かいにあるボトリング&ラベル貼りの工場へ。案内してくれたのはエンリケさん。バルデサベナのワイナリーの醸造責任者(バスケをやっていた2mのお兄ちゃん)の名前もエンリケでしたね。


Viva ワイン! エスカンシアドール社はシードル(アルコール度数が4%あります)などのアルコール飲料ばかりではなく、リンゴジュースも生産しているそうで、この出荷待ちの貨物はジュースだそうです。


Viva ワイン! この横顔がエンリケ。香水がほのかに香るおっちゃんでした。テレサ曰く、エンリケはとってもダンディーよ、と。アルタミラで仕入れている、250ml入り6本パックをパッキングする機械の説明をしてくれています。


Viva ワイン! フルボトル(750ml)ボトルにコルクで栓をする機械。


Viva ワイン! コルクは空気で吸い上げて、それぞれ栓をする機械に運ばれる仕組みになっています。


Viva ワイン! フルボトル瓶へのボトリングする機械。


Viva ワイン! 250mlボトルへボトリングする機械。


Viva ワイン! ボトリング工場の全体の様子です。


Viva ワイン! 工場を観終わってからオフィスに戻り、新商品だというスパークリングワイン(これはワインなので原料はブドウです)の試飲をさせていただきました。


Viva ワイン!え?ブドウも獲れるの?聞く私に、 カスティーリャ・イ・レオンなどから買っているのだそうです。エチケットが英語なのは、カリブ諸国に輸出しているからなのだとか。


Viva ワイン!
アルタミラで輸入している、エスカンシアドール社のシードルです。

Viva ワイン!
トレードマークはこのシードル注ぎ(エスカンシアドール)。


この後、ランチをご馳走になるのですが、エスカンシアドールに注いでいただいて、ナチュラルのシードルをたくさん飲みました。