ココファーム・ワイナリー in 足利③ 醸造過程見学編 | ¡Viva ワイン!

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ワインを飲みながら、気になったことを書いていきたいと思います。

ランチも食べて、すっかり満足してから、しばたさんの案内で醸造過程の見学へ。ホントは、ワイン1本くらい飲ませてくれるのかと思ったんだけどね(でも、結構いただきましたが、何か)。


Viva ワイン! レストランからショップに抜ける通路に成っていたぶどう、食べていいよって言われたので一粒いただきました。


Viva ワイン!
ぶどうではなくて、指にピントが合ってしまっていますが…。どんな味はてなマークと聞かれても、ぶどうの味ですが、絶妙に美味いビックリマークとかではなかったです。ふーん、って感じ。


Viva ワイン! テラスにあったポスター"The Yattembeh Spirit"(やってみんべー精神)。この一言でこころみ学園が表現されていると思いませんかはてなマーク


Viva ワイン! ここのスペースから出荷するんだと思いますが、並んでいる樽。「お持ち帰り出来る方に 10,000円でお譲りします」と書いてありました。車じゃなかったので断念。


Viva ワイン! 最初はステンレスタンク貯蔵庫の見学。


Viva ワイン! この、でこぼこしている内側に水が通っていてタンクを冷やすそうです。スペインのワイナリー何軒も見たけれど、このでこぼこはなかったなぁ。


Viva ワイン! あと、面白かったのはここ。「8597リットル」って数字が書いてあるんだけど、日本には酒税法という法律があって、お酒の取り扱いをする人(団体)は、酒販免許を取得しないといけない訳で、お酒を製造する場合もしかり。年に一度、取り扱いした量を税務署に届けなくてはいけない決まりになっています。その基準となるのがこの数字。「検定61 9.20」と書いてあるので、昭和61年(1986年だから、ワイナリーが出来た頃でしょうね)9月20日に何リットル入るのか調べに来たのでしょう。全てのタンクの数値が微妙に違っていて、面白かったです。全部8500リットルにしちゃえば、計算も楽なのにね(笑) こんなのはスペインで見たタンクにはなかったです。さすがは、きっちりの日本人。


Viva ワイン! 動いてはいませんでしたが、ボトリングマシーン。


Viva ワイン! ボトリングマシーンからベルトコンベアを通って、ボトルが上の丸い部分に集まる間に検品をするのでしょうね。


Viva ワイン! この機械は、収穫したぶどうを選別するもの。


Viva ワイン! こちらの機械でぶどうを潰していきます。


Viva ワイン! 中を見せて貰いました。この丸い部分がトゲトゲしていて、ぶどうの枝や種を取り除くのだそうです。こういう機械は大半がイタリア製だそうで、壊れたりした際のメンテナンスに結構お金がかかると言っていました。日本ではつくっていないのかと聞いたところ、需要がそんなにないので、製造しているメーカーさんがいないのだそうです。日本のワイン産業は、キャパが小さいですもんね。


Viva ワイン! ステンレスタンク貯蔵庫の次は樽熟成のセラーへ。


Viva ワイン! 中はトンネルになっていて、光も最小限。見学が入らない時は真っ暗になっていると思います。

Viva ワイン! 樽熟成させてあるワインが静かに静かに眠っていました。


Viva ワイン! 熟成途中の樽の中をのぞかせていただきました。ちょっとごめんね~


Viva ワイン! 私はフラッシュ焚かなかったのですが、他の方が焚いていたので白飛びしてしまいました。まだまだ可愛い、ワインの赤ちゃん。


Viva ワイン! 当然、そんなに美味しくないけれど…と言いながらも、試飲。うーんと、ジュースじゃなくて、勿論ワインではなくて…って感じ、かなはてなマーク


Viva ワイン! 樽にはこんな栓がしてあったのですが、ワインが息しているので、上の部分がぴくぴく動いていました。


Viva ワイン! これはスパークリングワインをつくる時の機械。ココファームのスパークリングに「のぼ」というのがあるのですが、沖縄サミットの時に田崎真也が乾杯に選んだことで有名になりました。今年の「のぼ」は既に売り切れ。毎年7月初めに販売されるそうなのですが、製造される本数も少ないのですぐに売り切れになってしまうそうです。


話が逸れてしまいましたが、ここのスパークリングワインはシャンパーニュ方式(トラディショナル方式)でつくられているので、タンク内で発酵させたワインを瓶でも発酵させる二次発酵方式になっています。オリがボトルの口に集まるようにボトルを斜めにして熟成させるのですが、ボトルの口に溜まったオリを最後に瞬間的に凍らせて取り除く作業をしないといけません。上の機械はオリを凍らせる機械なんです。


Viva ワイン! これはドサージュ(オリを取り除いて分量が減った分だけ、甘いシロップのようなのを加える)の機械だったと思うのですが…。違っていたらすみません。


栓をする機械(というか、てこのようなものを使って人間が締めると言う方が正しいかも)もありました。本当に手造り。これでは大量生産は無理だと思います。


ココファーム、今回初めて行ったのですが、予想以上に良かったし、四季折々のぶどう園も見てみたいなあという気持ちになりました。カラス部の一昔前の青年は冬でも山に登っているに違いない。


ココファームには、グロワーズクラブ会員という制度があって【一口20,000円(3年間有効)】、会員になるとオリジナルグッズやワインがもらえる他、毎年秋に行われる収穫祭への招待券もいただけるそうです(一般の場合は入場料3,000円)。こころみ学園への応援にもなるし、ワインもいただけるし、会員になっちゃおうかな~と真剣に考えています。


最後に:


Viva ワイン! ショップで売っていたスパークリングのグラス。悪ダチさんにお願いされたちょっとしたことをした御礼に、買ってもらっちゃいました~ww


Viva ワイン!
悪ダチさん、ありがとうクラッカー