「幕末・明治維新を生き抜いた人々」 at JCII PHOTO SALON | ¡Viva ワイン!

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ワインを飲みながら、気になったことを書いていきたいと思います。

ブログのお友達、ヒッコリーさん のところで知り、是非とも見に行きたいと。大雨が降った金曜日、半蔵門にあるJCII(Japan Camera and optical instruments Inspection and testing Institute)フォトサロンまで行ってきました。


一昨年、横浜開港150周年を記念したイベント、Y150に出展したこともあり、最近は幕末というか鎖国から開国をした(せざるを得なかった)時代背景などに興味があります。ほんの150年前の日本は、サムライがチョンマゲを結って腰に刀をさしていた時代。徳川300年間にさほど変化がなかったことが、その半分の150年でここまで変わってしまうとは、誰が想像していたでしょうね。


当時は既に写真という技術が入ってきていたこともあって、絵ではなく、「写真」が残っているというのが非常に興味深いことだと思います。勿論、当時の技術は長時間露出をしないと写すことが出来なかったでしょうから、長い間同じ姿勢をしていないといけなかったでしょうし、動いてはいけなかった。魂を抜かれると思うのは自然だと思います。


ヒッコリーさんの曾お祖父様がご活躍された話はヒッコリーさんの記事でご覧いただくとして、東京が空襲に遭ったりしたのに、よくぞ写真や原板が残っていたものだなぁと。そんなことを思いながら、歴史に名前が残された人達の顔写真を見てきました。


今やカメラはデジカメの時代。殆どポジに焼いて手元に残すことはしなくなりましたけれど、あまりに手軽に写真が撮れるものだから、そのありがた味を忘れているなあと。当時はたった一枚の写真を大切に持っていたんだろうと思うと、こうして当時の写真を見ることが出来るのは貴重なことなんだなあと感じました。


こちらの写真展は今月28日(日)まで<月曜休館>です。