白沙村荘(橋本関雪記念館) | ¡Viva ワイン!

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ワインを飲みながら、気になったことを書いていきたいと思います。

昨日のエスカレーターの記事にも、コメントありがとうございました。


皆さんのコメントを読ませていただくと、興味深いですよね~。結果はまとめて、再度アップさせていただきますね。


昨日は帰りが遅くなってしまって…、いただいたコメントにお返しをしていないので、これから伺います。二日酔いではないですよ~ん(笑)


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京都の話題をもう一つ。


銀閣寺の帰り、橋本関雪記念館 、白沙村荘へ立ち寄りました。私は全くの無知なヤツで、関雪の名を初めて知ったのですが、竹内西鳳や上村松園などと同時代の日本画家なんですね。


実は哲学の道に植えられている桜、「関雪桜」と呼ばれ、関雪が自分に成功をもたらせてくれた京都への恩返しに、夫人とともに自ら植えたものなのだそうです。桜の本数は360本、約1.5kmの桜並木が現在楽しめるのは、関雪のおかげなのです。でも、このエピソード、哲学の道にも関雪記念館のパンフレットにもどこにも書かれていません。何だか勿体ないな…と思うのは私だけなのでしょうか。それとも桜は桜、植えた人が誰であれ、その艶やかな姿を披露していれば良いということなのでしょうか…。


Viva ワイン!

関雪記念館、銀閣寺入口のバス停のすぐ近くにあるのですが、訪れる人は少ないようで、とてもゆっくり見て回ることができました。


Viva ワイン! 端米山。関雪の主家だった建物で、一般公開はされていませんが、現在は和食のレストランになっていて、懐石料理が食べられるようです。


Viva ワイン! こちらは存古楼、関雪の仕事部屋です。こちらで大作を描いておられたそうで、中は間仕切りのない大きな部屋があるだけです。現在は、こちらでコンサートや舞踊の会場にも使われているとのことです。


Viva ワイン! 趣のある石仏の灯篭(こういうのも灯篭っていうのかな?)。


Viva ワイン! 園内には、関雪が集めた羅漢や国東塔などが、まるで最初からあったかのようにひっそりとたたずんでいました。


関雪記念館、銀閣寺と比べるとマイナーな場所ですが、観光客も少なくゆっくり出来るのでおすすめです。


関雪、あまり馴染みのない画家だったのですが、急に親近感が湧いてきました。伝記があったら読んでみたいです。