パエリヤの簡単レシピ | ¡Viva ワイン!

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ワインを飲みながら、気になったことを書いていきたいと思います。

テーマを「ワイン」にしようか悩んだけど、「ブログ」にしました。


是非、スペインワインと一緒に召し上がってみて下さいね。今の季節なら、軽めの赤を少し冷やしてか、ドライシェリーをおすすめします。


本題に入る前にスペイン語の読み方を…「LL」これ、スペイン語のアルファベットです。見た通り「L」が二つ並んでいます。読み方は「エリェ」とか「エジェ」とかと発音するのですが、これが曲者。


私がカタカナで「パエリヤ」と書いているのは、スペイン語でPAELLAと書きます。ですので、「パリャ」「パジャ」又は「パージャ」という発音になります。アクセント記号がついていない場合は、後ろから2番目の母音にアクセントがつきますので、ピンク色にした文字「エ」にアクセントがついて発音されます。


私が書いているパエリヤは、厳密に言うとスペイン語的には間違えです。だって、パエリヤと平坦な発音をしちゃってるから。でも、どうも最初に覚えた発音(パエリヤは日本のスペインレストランで覚えました)で発音してしまうんですよね。


他には私がいつも飲んでいるドライシェリーのマンサニージャ、スペイン語表記ではMANZANILLAと書きます。そして、先日行ったVALLADOLIDがあるCASTILLA Y LEON州。私はこれを、バリャドリー、カスティーリャ・イ・レオンと発音してしまいます。


この、統一性のなさに、いつもブログを書く時に悩むのですが…その日によってジャとかリャとかにしてしまっていることもあります。


正式には「エリェ」の発音表記で統一しようということになっているらしいので、マンサニーリャと表記されたドライシェリーもありますので、マンサニージャと同じものです。お店で、ためらわず注文して下さい(笑)


前置きが長くなりましたが、パエリヤの簡単レシピを紹介させていただきます。


そもそもパエリヤは野外料理で、それも、スペインの米所、バレンシア地方(バルセロナを中心とするカタルーニャと、南のアンダルシアに挟まれた地中海に面した所)の郷土料理で、今日は野ウサギをとっ捕まえたからパエリヤにでもすべか~と言ったか言わないかは知りませんが、特別な料理でもなかったと思います。それが、今ではエビが豪華に飾られたり、イカ墨のパエリヤ(昔はスペインになかったのですが、今は日本からの逆輸入?現地のメニューにも出るようになりました)がつくられたりと、バラエティー豊かになりましたね。


材料: 5~6人分(先日私がつくった材料ですので、適当に調整して下さい)

ニンニク…3カケを荒みじんに切っておく。

タマネギ…大半分(中ならは1個)を荒みじんに切っておく。

パプリカ、ピーマン…色どりが良いので、あれば赤、黄を1個づつ。ピーマンはパプリカより小さいので2~3個。縦に半分に切ってヘタと種を取り、縦に7ミリ幅くらいに切っておく。

インゲン(又はグリンピース)…なくても良いですが、色どりが良いので私は使います。先日は冷凍のインゲン(カット済み)を使いました。野菜は以上。

イカ…1杯。ワタを取って輪切りにする。足もテンペラも使うので適当に細かく刻んでおく。

あさり…1パック。なくても良いですが、出汁が出るので私は使います。ムール貝でも良いですが、日本では手に入りにくく値段も高いので私は使いません。

エビ…冷凍エビでOK。サイズも大きくなくて、安いもので良いです。ちなみにこの間使ったのは12尾で525円。なくても良いですが、飾りに使うと見栄えが良いです。

鶏肉…300g。この間は唐揚げ用の胸肉を使いました。手羽でも手羽先でも何でも良いです。

米…5合(絶対多いです。残って持って帰ってもらったので、4合、3合半でもいいかな?)。洗わない。もし洗う場合は2時間くらい前に洗って良く水気を切っておく。

トマトの缶詰…1缶(カットされているもの)

固形スープの素…2個

サフラン…高いので、なくても可。でもあると風味が出て、それっぽくなること間違いなし。

塩、コショウ…適宜。

オリーブオイル…適宜。

レモン…適宜。

パセリ…適宜。


作り方: 本日は画像がありませんので、分かりづらいかと思いますが、料理ブログではないので、ご容赦下さいませ。

下ごしらえ、これをやっておくと超楽です。他人様の家で作る時も、ここまでは家でやっていきます。

① ニンニク、タマネギ、ピーマン、インゲンの野菜に関しては材料の所で説明したとおりにカットしておく。


② イカ(輪切りにしたもの)、あさり、エビ、鶏肉(一口大にカットしたもの)はラップして素材ごとに電子レンジにかける。先に中まで火を通しておくことを目的とします。茹で汁は捨てないで取っておいて下さい。

電子レンジにかけている時間を利用して野菜をカットすると、時間のロスがなくて済みます。

ここまで下ごしらえは終了。もう出来たも同じです。


③ パエジェラがあれば良いですが、ないと思うので、ふたがついているホットプレート(ある程度の深さがあって、丸い方が雰囲気出ますよね)、又はフライパン(取っ手が取れるものがあれば尚可)に、ちょっとたっぷりかな~と思うくらいオリーブオイルを入れる。


④ 焦がさないように中火~弱火で荒みじんに切ったニンニクを炒める。


⑤ ニンニクの香りが出てきたら、荒みじんに切ったタマネギを炒める。


⑥ タマネギがしんなりしてきたら、パプリカ、ピーマンを入れさらに炒め、塩、コショウで味付けする。


⑦ 鍋でお湯を沸かし、固形スープの素、サフランを入れておく。


⑧ ⑥に電子レンジで調理済みのイカ、アサリ、鶏肉を茹で汁ごと入れてさっと炒め、塩、コショウで味をととのえる。


⑨ 米を加え炒める。


⑩ カットトマトの缶づめを加える(1缶で多い場合は調整して下さい)。


⑪ 具を平にしてから、⑦のスープを米が浸ってちょっとスープが多いかなと思うくらい入れる。

Pointひらめき電球必ずお湯を入れて下さい。日本だとお米は水から炊くという先入観がありますが、水から炊くと、「炊く」という状態になってしまい、粘り気が出てしまいます。


⑫ エビを並べ、インゲンを散らす。


⑬ 火加減を調整し、水分が減ったら加え(この段階ではお湯がなければ水でもOKです)、味見をして塩が少なければ加えて下さい。


⑭ 水分が少し残っている段階で火を止め、アルミホイルでふたをし(ふたがついている場合はふたをする)蒸らします。


⑮ 完成です。


Viva ワイン! お皿に盛ってパセリのみじん切りを散らし、レモンの輪切りを添えて出来上がりです。


是非、スペインワインと一緒にお召し上がり下さい。