29日は、フェロールを後にして、サンティアゴ・デ・コンポステーラという町に向かうのですが、途中、フィニステレというスペイン最西端にある岬に行ってみようという事になり、フィニステレを目指しました。
でも私達、大分前ですが、ポルトガルのリスボンの近くにあるヨーロッパ大陸の最西端のロカ岬に行ったことがあるんです。フィニステレはスペインでは最西端なのですが、ロカ岬の方が地理的にはずっと西。
冬の物凄く寒い日で、霧に煙って海なんか見えないし、岬だから何も遮るものがなく吹きっさらしで風はビュービュー吹いてたし、ただ行ったというだけで、大して楽しかった記憶がありません。
でも、ま、いっか~とフィニステレを目指したのですが、その前にア・コルーニャの町の郊外にあるヘラクレスの塔も見ましょうと先にこちらに行きました。
この塔、ガイドブックによると、2世紀に建てられたローマ時代の灯台で、その後、18世紀に現在の四角形に改築されたらしいです。それどころか、現在も現役で灯台として使われているというのだから、びっくり
![Viva ワイン!](https://stat.ameba.jp/user_images/20100605/20/altamira/aa/77/j/o0800060010576349916.jpg?caw=800)
途中、バグパイプ(ガリシアのバグパイプはガイタといいます)を演奏している人に出会いました。
ガリシアの音楽って、ケルトの影響を結構受けていて、皆さんご存知のスペイン=フラメンコという方程式はここには当てはまりません。
現在活躍中のガリシア出身のグループで、比較的名前が売れているのはLuar Na Lubre(ルアル・ナ・ルブレ)、Youtubeとかでも聞くことができます。
哀愁漂う素敵な音楽です。ご興味ある方は検索してみて下さい。
2世紀に作られたものが今でも機能しているって、凄いと思いませんか
勿論、改築されてはいますけれどね。
しかし何故にヘラクレスなんだろう…
ジブラルタル海峡が2本のヘラクレスの柱っていうのは、スペインの国旗についている紋章にもなっているんだけど…うーん、ヘラクレス、強さの象徴なのだろうか…
塔の中に入れるというので、2ユーロだったかなと払って入ることに。しかしこれが間違いのもとだった
じっくりは見なかったけど、多分ローマの遺跡。しかし、ローマ帝国ってどんだけ広い領土を持っていたのでしょうね。
そして、灯台に登りましたよ。行けども行けども外に出なくて…よっぽど途中で下ろうかと思ったくらい。
ここであまりに疲れたし、時間もかかったので、フィニステレ行きはやめにして、この後は一路サンティアゴ・デ・コンポステーラを目指したのでした。
おまけ:
皆さまのおかげで、ようやくコンプリートできた(又、技が増えると思うけど)ブーシュカくるりくんです。
これからも可愛がってあげてね夜露死苦