先日の続きを記していきたいと思う。








Aさんに会うべくホーム訪問3回目である。



その日は祝日だった。
平日と違い、おそらく多くのスタッフが出社する日だと思われる。
忙しい日に申し訳ないが、Aさんに会える可能性も高いのではと目論んだのだ。



そして入口の列に並ぶと・・・





入口に立ってる店員さん、また同じ人やんけ~~~~~~~~~😇😇😇






これはもうだめだ、絶対私覚えられてるでしょ。



ここ数日以内に3回もAさんを目当てに訪問、しかも分かりやすく3日とも同じエルメスのシルクを巻いていた。



その店員さんが、列に並ぶお客さんに順番に声をかけておられ用件を聞いていらっしゃる。



そして私の番になったが・・・

気まずくて、Aさんの名前は出せなかった😂


3回連続で「あいにくAは本日はお休みで・・・」となったら、もうお互い気まずすぎる。


「〇〇と〇〇を見たいのですが」とだけお伝えした。



それからもうしばらく列に並んでいた時に外から中を覗いてみるが・・・


Aさんのお姿が見当たらない。

お店の中では何人もの店員さんがバタバタと接客をしているが、Aさんのお姿はない。





・・・・・Aさん、もしかして異動した・・・?




3回連続で会えないとなるとそういうことなのかなと考えてしまう。



そして入店の順番が来て、初めての店員さんに「今日は〇〇をお探しということで」とお声をかけられ対応していただいた。



サバサバとした接客だ。
下手に出て一歩引いて気を遣ってくださるAさんと比べると「庶民客には気なんて遣わないわよ」感が若干感じられる方だった(勝手な印象です)


距離感も何となく近い。
「うんうん」と相槌を打ち、ところどころタメ語になる感じだ。伝わるだろうか。



最初は少し落ち着かない心境だったが、商品のお話をさせていただいているうちに少しずつ打ち解けてきたように感じた。


欲しいと思っていた小物の在庫があるか確認したところ、一点だけあるとのことで見せてもらった。


希望のカラーではなかったので悩んだ末お断りしてしまった・・・が、

「今日は〇〇も入って来てますよ、見ていかれます?」とおっしゃってくださった。


「これもなかなか入って来なくて、昨日ようやく入ってきたんですよ。アクセサリーお好きかと思って」とのこと。



確かに私のこれまでの購入履歴はアクセサリーが多い。
欲しいものリストには全くなかったその商品、試着してみるとまあかわいい。



「こちらおいくらですか・・・?」と、エルメスの中では安価な部類であろうアクセサリーの値段を聞くという庶民ぷりを発揮。


店員さん、商品のタグについているQRコードを撮影して調べて下さった。
まさか値段を聞かれるとは思っていなかったのだろうか😂



お品はかわいいのだが、買う予定になかったこのアクセサリーにこのお値段か・・・と一瞬躊躇した。


だが、小物の在庫確認→出してもらったがお断り→アクセサリーのお勧め、という流れもあって、二度連続は断れずに買うことにした。



そして、今日買いたいと思っていた商品は在庫が無かったので、そちらは数点予約することになった。



そして帰り際に
「そうだ、名刺をお渡ししますね」となんとお名刺をいただいた。



購入履歴がいくつかある上に、今回数点予約させていただいたのと、オススメされたアクセサリーを購入したのが良かったのだろうか。



私としてはこれからもAさんのお世話になりたかった。
だがAさんとの関係が切れてしまったかもしれない状況だったので一応聞いてみた。



「またお買い物お願いしてもいいですか?」

「もちろんです、お電話で出社している日もご案内しますので」

とおっしゃってくださった。



ということで、今後Aさんとのご縁が無くなってしまったら、今日出会った店員さんにお願いすることにしようかな…。



だが先日のお買い物で、Aさんと色々と話し込んだことが忘れられない。
あの時間は何だったのだろう。
私のエルメス人生における一瞬の輝きだったのだろうか。
まるで失恋した女子のようである。



だがそんなことをうじうじ言っていても仕方ない。
Aさんとはもう終わってしまったかもしれない。
でも私の人生(エルメスでのお買い物)は続いていく。
ならばこれからのことを考えなければならない。

考えようによっては気が楽になるかもしれない。



本当にこの方が担当さんなのかな?
予約して行ってもいいのかな?
バッグの話題出してもいいのかな?
そんなことを考えなくて済むのだ。



私のようなど庶民がAさんとあそこまで行けたのに、それが無かったことになってしまうのはとても惜しいし悲しかった。
自分のエルメスレベルが後退してしまったようにも感じる。

だがそれが事実なのだ、仕方ない。


今後は気負わずに、今日の方にお買い物をお願いすることにするか、フリー客としてふらりと行けば良い。
どちらにしても、Aさんが予約を承ってくださっているお品もある。
その商品か入荷した時に連絡が誰から来るのかでも見えてくるだろう。

それはそれで気が楽になった気がした。



(記事は一日置かせてから再読して投稿することにしているのだが、読み返すとメンヘラっぷりがやばいな…)