それから数日後。
先日対応いただいた店員さんから言われた「Aは〇日以降の出社予定です」というその〇日、再び店舗へ訪問した。


もしかすると待っていればお電話いただけるかなとも思ったが、その日はたまたま訪問できる時間があったので再び突撃することに。



すると、入口に立つ店員さんが先日と同じ方だった。
覚えられているか分からないが、何となく気まずい(笑)



「Aさんいらっしゃいますか?」と聞くと
「あいにく本日はお休みで・・・」とのこと。


なんだとー!!
今日は出社じゃなかったんかー!!



いらっしゃるかなと思ったから少しがっかりしてしまった。


この時も先日同様「よろしければ店内ご覧になって行ってください」と言われたが、この時はすぐに退散した。



それから、特にお電話などでご連絡をいただくこともなく日々が過ぎて行った。



事付けておきますとおっしゃってくれたが、一体どうなっているのだろう。
こういう時、「先日は不在にしており申し訳ございませんでした」という一報があっても良いのではないだろうか・・・。


と考えてしまったものの、不満があるわけではない。
何しろ私は極細繊維客、末端中の末端客である。
指名で来店があったからと言って、いちいち私なんぞに連絡をしている暇も必要性もないのかも知れない。


卑屈になっているように聞こえるかも知れないが、エルメスに関してはそう考えているしそれで当然だと思っている。

Aさんも、私が切れたからと言って痛くも痒くもないだろう。
むしろ末端客が減った分それなりの顧客様に割ける時間が増えて良いのかも知れない(というのはさすがに卑屈すぎるか)



何にしても不安は不安である。
もしかして担当さんというのは私の勘違いだったのか?
もしかしたらご病気やご家庭の事情だろうか?
私が事付けという言葉を捉え違えていたのだろうか?


この時は欲しい商品が明確にあった。

このままやみくもにお店に行ってAさんに会えるのを待っていても手に入らないままだ。
私も庶民なりに暇ではないので店舗に行ける日は限られている。



次に行った時にAさんに会えなかったら、一旦その時に対応してくださった店員さんからお買い物をしようと決めた。


続く。