5日目 札幌から新得へ 根室本線で滝川へ (スーパーとかち、快速 狩勝,他) | 私の旅ブログ

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鉄道旅行に関する自己満足ブログです。よろしければお付き合いください。

3月13日(日)
ホテルを早朝に出発しました。
大きな荷物は、すすきの駅のコインロッカーに預けました。

地下鉄で札幌駅へ。 可動ホーム柵がある電車は撮影しにくい。

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札幌駅 朝7時

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7:21発 網走行き 特急オホーツク 1号 

前々日に旭川-網走の区間を乗っていますが、夜間の乗車でした。
引退の話が出ている、キハ183の初期車です。もう一度、日中に乗り通したいと思っています。

キハ183-218 1982年(昭和57年)にキハ183-18として製造、
1993年(平成5年)エンジン強馬力化改造時に改番. 車齢34年。

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7:30発 函館行き 特急 北斗4号

キハ183系 (キハ183-1507他) 1986年(昭和61年)製造。 

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ハイデッカー グリーン車 キロ182-500番代車《キロ182-504)が連結されています。

国鉄民営化の前年、1986年の製造  いつまで活躍できるのでしょうか。

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先頭車両の、キハ183-1507の塗装の傷みがひどいです。
塗装全体が、ひび割れしています、塗膜のはがれたところは車体がさびてしまっています。
私はここまで塗装が傷んでしまった営業車両を日本国内で見たことがありません。

北海道の過酷な天候、海岸部を走る路線で潮風の影響もあるのでしょう。
ここまで、傷んでも営業運転に出さねばならない、JR北海道の苦しい車両事情がありそうです。

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出入り台付近も傷みが激しい。

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乗務員室扉の足元の塗装傷みは、係員の出入りによる自然損耗なのでしょう。

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キハ261系の並び
稚内行き 7:48発 特急スーパー宗谷1号 が発車しました。
3日前の3月10日、急行「はまなす」で着いた朝、この列車で稚内を目指しました。
(左は、8:01発 特急 スーパーとかち1号 帯広行き この列車に乗ります。)

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札幌 8:01 → ( 特急 スーパーとかち 1号 31D ) → 新得 10:06

荷物がないので気軽にホーム反対側へ回れました。

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前日に札幌駅で指定席に引き換えたのですが、がらがらでした。(4回目の指定席引き換え)

日曜日の朝なので乗客が少ないのでしょう。 平日だと、出張の旅客がいそうです。

キハ260-1206 2013年 新潟トランシス製造の新しい車両です。
このタイプの座席はとても快適です。前日に乗った、スーパーおおぞら の指定席も快適でした。

指定席用にグレードアップされた座席のようです。

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追分駅

かつては石炭を輸送する貨物列車が頻繁に走っていました。 今は線路も撤去され敷地だけが残っています。

昭和49年 少年時代、このあたりにD51牽引の貨物列車の撮影に来ました。
今から考えてもよく、親が許してくれたと思います。

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国鉄コンテナがひとつぽつんと置かれていました。

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石勝線を走りぬけ、十勝連峰の山々

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新得に到着  ここでの乗り換え時間はわずか3分です。

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新得 10:09 → ( 快速 狩勝 3430D ) → 滝川 12:23

キハ40-1766の単行 新潟鉄工 昭和54年製造

この列車は、釧路を 5:42に2522Dとして出発、帯広から 快速 狩勝(3430D)となって走り抜ける列車です。
車内は青春18きっぷ利用と思しき乗客ばかりでした。
前日に乗った、快速しれとこ で見られた外国人観光客の姿はありませんでした。

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発車後、列車は先ほど、スーパーとかち でたどって来たルートを再び登って行きます。

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S字上の線形で次第に高度を増して行きます。

特急ほど高速でないので撮影がしやすいです。

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大雪山の山並みがきれいです。 絶景路線のひとつでしょう。

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新狩勝トンネル内の上落合信号場で、石勝線と根室本線は分岐しました。

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40分走って最初の停車駅 幾寅 (落合は通過)

映画 鉄道員(ぽっぽや)のロケ地  映画では、幌舞 という架空の駅でした。

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この駅からは野球部の高校生が。その後も一般の乗客が乗ってきました。

満席ではないのですが、着席を遠慮して立つ客も出て来ました。

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11:29 富良野に到着。 一般の乗客はほとんどここで降りてしまいました。

長距離旅行をしていると思われる客も、一部はここで下車しました。

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新得の時点で、長距離旅行客が、ワンボックスを一人か二人で利用している状態だったので、私はロングシート部分に座っていました。

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11:56 芦別に到着  この町も、かつては石炭の産地としてにぎわったようです。

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炭鉱で栄えた赤平を過ぎ、終着 滝川が近づいてきました。

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12:23 ほぼ定刻で、滝川に到着

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滝川 12:27 → ( 特急 スーパーカムイ 20号 2020M ) → 美唄 12:45

ある目的があり、すぐに特急に乗り換えました。

この電車に乗れば、札幌に13:20に戻れます。

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モハ785-4 車内
新千歳空港に快速エアポート132号として直通する列車でもあり、乗客が結構乗っていました。
3月26日のダイヤ改正で、旭川から新千歳空港行きの列車はなくなりました。

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18分の乗車で、美唄に到着、ここで下車しました。

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美唄駅

この街も炭鉱で栄えました。
最盛期の1950年代、人口が9万人を超えていましたが現在は2万3千人です。

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美唄 13:10 → ( 特急 サロベツ 3430D ) → 旭川 14:06

この列車に乗りたかったのです。
サロベツ という異郷を感じる愛称、スーパー宗谷の補完的な存在の列車です。

先ほどの、スーパーカムイで岩見沢まで行って折り返す方法もありましたが、折り返し時間が4分。
スーパーカムイが遅れると連絡列車でもないため乗れないでしょう。

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普通車ばかり3両編成の後ろ1両 3号車が自由席。 キハ183-1566。
自由席の乗車率は高めでした。それでも後方で空席にありつけました。

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石狩平野を快走します。

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旭川に到着 2号車指定席は、キハ182-512
183系500番代で唯一残る とかち色だそうです。

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特急サロベツが発車しました。 稚内に着くのは18:10  旭川からでも4時間かかります。

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旭川 14:55 → ( 特急 スーパーカムイ 28号 2028M ) → 札幌 16:20


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最後部、1号車自由席 クモハ785-2

この列車は、札幌止まりということもあり、空いていました。
785系は引退が発表されていますが、この車両に乗る限り車内外きれいに整備され快適な電車だと思いました。

先ほど滝川→美唄で乗った、785系(モハ785-4)と少し内装が違います。

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札幌に到着 789系1000番台電車が停まっていました。

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3月26日のダイヤ改正で、特急スーパーカムイと快速エアポートが系統分離。
旭川-新千歳空港を乗り換えなしで結ぶ列車がなくなりました。
この表示はもう見られません。

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こちらにも789系  今回はまだ789系に乗れていません。

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室蘭行きの特急「すずらん」  
すずらん は北海道を代表する花。
往年の函館本線・室蘭本線・千歳線経由の急行を思い出す北海道らしい愛称です。

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札幌駅ビル ステラプレイスにある、回転寿司 根室 花まる で夕食にしました。
いつも行列が出来る店です。
午後5時前なのに、1時間待ちでした。

二泊は、天然温泉 ホテルパコジュニアススキノ を予約していました。
7000円+6500円=13500円 
(6月から、プレミアホテル-CABIN-札幌に変わるようです。)
すすきの駅から7分ほど歩きますが、温泉の大浴場があるのが売りです。

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少々古いホテルのようですが、きれいにリフォームされています。
最近のチェーンホテルより部屋が広く感じました。
部屋着が作務衣なのも快適でよいです。

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(次回に続く)