Kyaikto Special Express Train 元 国鉄→JR西日本 キハ181系 | 私の旅ブログ

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Kyaikto Special Express Trainは、JR西日本で役目を終えて海を渡ったキハ181系気動車による、
チャイティーヨー・パゴダ (Kyaiktiyo Pagoda) 巡礼列車です。
巡礼者は、チャイティーヨー・パゴダで一夜を過ごし翌朝下山します。
 
往路は土曜日の午前ヤンゴン中央駅発、 復路は日曜午後チャイトー駅発という形態で運行されています。
 
土曜日 ヤンゴン中央駅(Yangon)6:25発 → チャイトー駅(Kyaikto)11:00着
日曜日 チャイトー駅(Kyaikto)12:00発 → ヤンゴン中央駅(Yangon)16:35着
 

 
2014年11月29日
 
チャイトー駅(Kyaikto)  
 
駅前広場も舗装はされていません。
 
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駅前の商店
 
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出札口
 
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古レールがぶら下がっています。
 
ハンマーで叩いて、発車の合図をするのでしょうか。
 
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ビルマ文字なので何と書いてあるのかよくわかりません。
 
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英文で書かれた時刻表。 3往復の列車があるようです。
 
1往復が走る終点のDawei Port (ダウェイ・ポート)は、隣国タイのバンコクの西300kmのところにあり、バンコクからもっとも近いインド洋へのルートとなることもあり、経済特区として開発が進められているようです。
2往復が走る、Mawlamyine モーラミャインは、ミャンマー第三の規模のの都市、モン州の州都。
2006年、サルウィン川に、道路鉄道併用橋が架けられ列車が直通できるようになりました。
運行速度が遅いのでかなり時間がかかります。
 
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ホームへ降りる階段から振り返りました。
 
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Mawlamyine モーラミャイン 方向
 
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ヤンゴン方面  
 
ヤンゴンからやって来た Kyaikto Special Express Train 車両は、翌日までここで滞泊します。
 
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列車に近づいて撮影する許可をいただけました。
 
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ミャンマービールのラッピング広告
 
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車内を見学させていただけました。
 
天井を下げた様子がよくわかります。
 
低屋根部分の網棚は使いにくそうです。
 
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運転台も見学させていただけました。
 
ほぼ日本時代のままのようです。 ところどころにビルマ語でシールが貼ってあります。
 
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運転席後方のパネル部分
 
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翌日、11月30日(2014年)
 
Kyaikto Special Express Train でヤンゴンへ向かいます。
 
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馬車がやって来ました。 
 
観光用の馬車ではないように見えましたが、真相は定かではありません。
 
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Mawlamyine モーラミャイン 方向からトロッコがやって来ました。
 
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11時27分 列車が入線してきました。
 
トロッコからは全員降りてしまいました。 何のトロッコだったのでしょうか。
 
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先頭車両に乗車します。
 
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発電機がある乗務員室への通路に苗木が置いてありました。
 
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低いホームに対応するため、切欠いてステップを取り付けました。
 
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くずもの入れ 表記はそのままにビルマ語で表記を追加したのでしょう。
 
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ビルマ語では何と書いてあるのか気になります。
 
右下の MLG.D は、整備を担当している、MAHLWAGON DEPOT の略称と思われます。
 
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車内は少々エアコンが強いです。 寒さから逃れてデッキへ出てきたのかも知れません。
 
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16時30分 ヤンゴン中央駅にほぼ定刻で到着
 
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乗客たちは跨線橋へ向かいます。
 
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金網の向こう、ヤンゴン環状線ホームに、元JR北海道のキハ40がやって来ました。
 
ミャンマービールのラッピング広告のようです。
 
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車番は、RBE-25.107
 
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16時52分 回送列車として発車して行きました。
(この車両に、車両基地で翌日で会うこととなります。)
 
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Mahlwagon Depot にて  12月1日(2014年)
 
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 11月28日(2014年)撮影
 
姉妹編成 ヤンゴン環状線初の冷房車両 エアコンヤター
 
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【注記】
ミャンマーでは鉄道施設を無断で写真撮影することは禁止されており、写真撮影にはミャンマー国鉄が発行する許可証が必要です。
ここにあるミャンマーの鉄道写真は、すべてミャンマー国鉄の許可を得て撮影したものです。
 

 
付録として・・・日本国有鉄道時代に私が撮影したキハ181系の下手な写真を紹介します。
(運行区間は撮影当時のものです。)
写真の車両番号はわかりませんが、この中にはミャンマーに渡った車両が含まれていると思います。
                                    (プリントのスキャニングなので画質は悪いです。)
 
特急 つばさ  (上野-東北本線・奥羽本線経由-秋田) 
1972年(昭和47年)5月  山手線・京浜東北線 西日暮里ホームから
 
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特急 やくも (岡山-伯備線経由-出雲市・浜田・益田)
1972年(昭和47年)4月  山陽本線 倉敷  (後方に蒸気機関車D51重連の姿があります。)
 
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特急 しなの (大阪・名古屋-中央本線・篠ノ井線経由-長野)
1972年(昭和47年)8月 篠ノ井線 松本
 
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特急 あおば (仙台―東北本線・北上線経由-秋田) ※ 特急 つばさ の間合い運用。
1975年(昭和50年)11月 東北本線 仙台
 
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特急 しおかぜ  (高松―予讃本線経由ー松山・宇和島)
1982年(昭和57年)5月 予讃本線 松山
 
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