永瀬千裕さんが出演する舞台「ネーチャンズ☆8」を観てきました。
脚本・演出は「ダレンジャーズ」や「ら・ら・ら・ららんど」など抱腹絶倒のお芝居を手掛けたカラスカの江戸川崇さん。今回も笑いに期待です。主催はAm-bitioN。
▲フライヤーと永瀬さんのブロマイド。黒い服のはチケット特典。
▼劇場はダレンジャーズと同じ築地本願寺のブディストホール。今回は三列目席。ステージまで異常に近くて迫力ありました。
子供の頃から持っていた世界征服の夢を未だに捨てられない宝田結(演:篠崎彩奈さん)は、友人の石森晶(演:野元空さん)と羽里根津美(演:大仲マリさん)に協力を持ちかけ、バイト情報誌に世界征服メンバーの募集を出す。集まった5人は女性ばかり、しかもひと癖もふた癖もあるメンバーだった。
世界征服の手段として、ある研究所が開発中の薬を使えば世界征服が出来そうだということを知り、その研究所に潜入する、というストーリー。
女性8人だからネーチャンズ☆8。(よく似たタイトルの某映画とは全く関係ありません。江戸川さんそれ観てないそうだし(笑))
「ダレンジャーズ」など江戸川脚本の特徴は、メインストーリーを字面だけ追うと凄くかっこいい。それがもう、ふんだんにちりばめられたギャグセンスによって笑いの連続に。さらに今回は8人以外も全員が女性キャスト。そのせいもあってかキャスト全員、全開で振り切っていた感じです。
主なキャストは以下の通り。同じAm-bitioN主催の「ダレンジャーズ」「ら・ら・ら・ららんど」「男捨離」の出演キャストも多いです。
役名は完全に遊んでますね(笑)
(チームメンバー(劇中ではネーチャンズ☆8という呼び方はなく、「チームジュエル」と呼んでいた)
藍奈さん(嵐山あかり 役)
西田薫子さん(阿倍野板子 役)
品田セシルさん(草薙セシル 役)
香月ハルさん(剣崎ベアトリクス 役)
永瀬千裕さん(シャロン真久部 役)
(研究所)
今出舞さん(姫小路樹里亜 役)
御崎かれんさん(如月時雨 役)
荒木未歩さん(平目木ピン子 役)
永瀬さんのシャロンは海外の大学を優秀な成績で卒業した頭脳明晰な女性・・・だけど、優秀すぎて自分が世界で最も優れていると思い込んでいる実にプライドの高い女。常に上から目線で高飛車、威圧的。こういうキャラはこれまで演じてなかったかも。
研究所に潜入していくメンバー。薬の開発の重要なフロアに入るには主任研究員である平目木ピン子の笑顔認証が必要で、彼女をなんとか笑わせて笑顔にしてそれをスキミングすること、さらに薬の完成には樹里亜の涙が必要であり、これもなんとか彼女を泣かせること、その二つがミッション。
各メンバーはそれぞれの役割を(一応)もって臨むのだが、シャロンの役目はピン子を笑わせてその笑顔を自分で開発したスキャナーでスキミングすること。そのため一発芸の連続で挑むという(笑)。
この一発芸がすべるすべる(^^;) いやもちろんすべる前提で演じているんですが、全力でやっているのにちっとも(ピン子には)受けないもんだから客席は大笑い。
ピン子以外でも話の途中で急に絡んですべりネタを発するし、最後はネタにされるしでとんでもないはじけっぷりです、永瀬さんのシャロン。ゲラゲラ笑わせてもらいました。ちなみにこれらのネタは日替わりで、毎回ぜんぶ変えてるそうです。すごい。
ピン子も優れた頭脳の持ち主で、独自のビーム武器を開発。さらにそれをアーマードスーツ(名称:ピンダム(笑)。見るからに段ボールの張りぼて)に仕込み、侵入者を迎え撃つ。シャロンもそれに対抗してアーマー(名称:シャロンダム(笑))を装着。終盤はこの二人が格闘線で直接対決。効果音がそれっぽいのと、シャロンダムがどうみてもユニ○ーンを意識しただろうデザインで、立ち回りも結構はげしくて迫力ありました。
樹里亜を泣かせる方は、いろいろ企てるもののことごとく失敗、けれどラスボスが登場して意外な方向に話が展開、というところでここは伏せておきます。
今出さんの樹里亜は完全な族のレディース。ダレンジャーズの撫子ピンクはどこへやら、典型的なグレ方で。でも最後の方は情に厚いところもあり素敵でした。
藍奈さん品田さん香月さんも振り切った演技でした。西田薫子さんは名前の通りイタコの能力があり、色んなものが憑依してくるのが面白すぎて爆笑してました。この役は西田さんならではだなと思いましたね。
というわけで江戸川演出は今回も冴えまくってました。4月にダレンジャーズの前日談みたいな劇をやるので見に行く予定です。(永瀬さんも出演予定)
舞台劇に限りませんが、役者さんと演出って両輪だなあとつくづく思います。いい役者を揃えても演出の熱意や工夫が足りなかったり、演出が良くても役者さんが独りよがりの演技をしたりするのをほかに最近いくつか観ていて、やっぱりそれらは観た後のいまいち感がありました。
江戸川さんやAm-bitioNの舞台は今までのところそういうのは皆無でみんな面白かったし、また観たいと思わせてくれるから大好きです。
キャストの皆さんも含め、これからもお客さんを楽しませるお芝居を届けてほしいと思います。がんばってください!
Am-bitioN公式サイト
http://am-bition.co.jp/ne-chans_8/










