永瀬千裕さんが出演した舞台「ダレンジャーズ」を観てきました。
劇場は築地本願寺の敷地内のブディストホール。右端の建物の2Fにホールがあります。
階段にはたくさんのお花が飾られていました。
プレミアムヒーロー席特典のクリアフォルダとブロマイド。物販はパンフとキャストブロマイドセット、特製カレー(笑)、DVD予約。
ホールは164席で満席のようでした。舞台は階段付きの上下二段でシンプル。
(以後、ストーリーに触れます)
お話は、某県ローカルでヒーローショーをやっているご当地ヒーロー「ダレンジャーズ」。しかし今日の観客はたったの4人。ショー自体もパッとせず、ヒーローの決め技は失敗するわ敵役は台本無視でヒーローをボコるわでもうハチャメチャ。挙げ句に主催者からも今日限りで上演終了を言い渡され、チームも完全に仲間割れになる始末。
苦悩するリーダー・ダレンジャーズレッドこと火鉢志郎。その志郎の元へ、本物らしき青のヒーロー・ジャスティスこと轟丈一郎と女性科学者・お茶の上ひろみ博士が現れ、地球を救ってくれと懇願。話を聞くと、超エネルギー体「マインドストーン」の研究に目を付けた悪玉・エレクターと女幹部・プリキラが研究所を襲い、マインドストーンは解放されて行方不明に。ジャスティスと博士が調べたところ、どうやらマインドストーンはダレンジャーズ5人のうちの誰かに吸収されたらしい。エレクターとプリキラの野望を阻止するために立ち上がってほしいとのこと。
志郎はチームの不協和音に加えて自らの身体も故障でボロボロ。しかし仲間と平和のため悪との戦いへ・・・というストーリー。
冒頭からコメディシーンの連発でテンション全開。めっちゃ笑いました。ギャグで落とすというよりも、大まじめにやってる芝居の面白さでグイグイ来ます。
主演の志郎役は松本寛也さん。かつて戦隊シリーズのマジレンジャーやゴーバスターズで実際にヒーロー役でした。(ゴーバスターズ好きで観てました。) 今回はメンバー間の色恋沙汰も交えて笑いを誘いながら、戦いでは何度倒れても不屈の闘志で立ち上がる、泥臭いけどこれぞヒーローって感じで最高にカッコ良かったです。松本さん曰くコメディーは「面白いことをしている自覚を持たない」「あり得ない話でも真面目さとリアリティを追求する」が信条だそうですが、その通りの舞台でした。
ダレンジャーズの他のメンバーは今出舞さん(ピンク)、草野博紀さん(グリーン)、黒木ひかりさん(アプリコットオレンジ)、松岡佑季さん(こげ茶)。それぞれひとクセある個性的なメンバーでとても面白かったです。
敵のエレクターは五十嵐啓輔さん。エレクターという名前からしてヤバい奴なんですが(笑)好演してました。プリキラの石井陽菜さんはぶりっ子があざと可愛いというか、小悪魔チックで良かった。
ヒーローのジャスティス(演:森川翔太さん)、チームを裏切って敵につくパイン小杉(演:重友健治さん)も含めて、マジなアクションシーンがふんだんに盛り込まれて、本当のヒーローショーみたいで見応えありました。そのほかの役者さんもそれぞれとても味がありました。
永瀬さんは博士のお茶の上ひろみ役。ブロマイドでクールに決めてるのと違って本編ではとてもコミカル。開幕冒頭でジャスティスと共に志郎の説得に行くところからすでに笑わせてくれます。ストーリー上は任務を一生懸命果たそうとしているだけなんですが、ただしゃべってるだけで可笑しいというのはさすがというべきでしょうか。また舞台でメインの話が進む横でセリフ無しの仕草だけで話してる場面がいくつかあり、それも面白かった。中盤以降は通信端末を使ってダレンジャーズを陰から支える、頼りになる存在に。衣装はブロマイド通りのタイトスカートと白衣で、アクション向きの服ではないけど結構舞台上で動き回ってました。
ストーリーはヒーローものらしいエンディングを迎えます。客席も非常にウケて(笑)、ダブルカーテンコールでした。
楽しいお芝居を見せてくれたキャストとスタッフの皆さんに感謝です。
永瀬さんは「ミュージカル監獄学園」「RANPO CHRONICLE」と続く舞台出演でそれぞれ個性ある役回りを演じてきて、昨年の「御手洗さん」以降ずいぶんと役の幅が広がってきた気がします。6月には「男捨離」というお芝居への出演も決まっていて、また新しい挑戦を見せてくれるだろうと楽しみにしています。がんばってほしいです。



