ふるさと

11月4日（木）

京都から新幹線で新横浜

ＪＲ東海道線で大船（鎌倉市）へと乗り継ぐ。

大船から湘南モノレールで江ノ島へ

今日はいつもと違う気分の出張だ

湘南は僕の故郷・・・

江ノ島へ到着！天気は快晴だ

橋を渡ると懐かしい歌声が聞こえてくる

心地よい潮風が想い出を運んでくる。

昔と変わらぬ海と山と緑

久しぶりだな・・・

仕事が終わった帰りに、大船駅（鎌倉市）で降りる。

観音様が昔と変わらぬ堂々とした趣で僕を

出迎えてくれる。

鎌倉は僕が生まれ育った故郷だ。

幼い頃暮らした家、日が暮れるまで野球をしたり、

サッカーをしたり、缶蹴りをして遊んだ近所の空き地。

仮面ライダーのカードが欲しくて何度も仮面ライダー

スナックを買いに行った駄菓子屋。

初めて一人でお遣いに行った八百屋・・・

幼い頃の思い出がぎっしり詰まった場所

無心でいろんなことに一生懸命だった。

いろんなことを夢見ていた。

商店街を歩いてみる。

家族で買物に出かける時、おふくろのおんぶ紐に背負わ

れていた頃から数え切れない位ここに来た。

「さあ、おまけだ！おまけだ！

鮭もカジキも５００円でいいよ！」

３０年前と同じ、しゃがれた声の魚屋のオヤジの声が

通りに響く

目の前を遠く懐かしい日々がぐるぐる回る！

何か昔にタイムスリップしたような不思議な気分だ。

時は流れ、街並みや風景も変わっていく。

でも、僕の心の中にある故郷の景色は永遠に変わらない。

つづく

ＰＳ.　近くまで行ったのに寄れなくてごめんな・・・おふくろ

奇跡の生還

10月14日（木）

チリ落盤事故発生から地上との連絡がとれるまで17日間、

33人の作業員達は何を思い、何を考えていたのだろうか？

想像を絶する不安と恐怖の中で・・・

地上ではあきらめムードが漂う中、地下７００メートルの

狭い空間で７０日間の壮絶な戦いが始まっていたとは・・・

７０日間・・・想像の域を遥かに越えている・・

しかしそこには極限状態の中、ウルスアさんの

リーダーシップの基、強いチームワークと団結力を持ち、

どんな状況に追い込まれようとも希望を持ち続け、

助けを信じて疑わない狂人的な精神力を持つ３３人がいた。

愛する家族、大切な人、守るべきものの為に・・・




そして誰もが待ちに待った瞬間が訪れる。

チリの大統領が救助隊に激励の言葉をかける。

救助隊員が大きく頷く。

33人の作業員が大きな拍手で救助隊員を出迎える。

人が人を助ける・・最愛の人と再会する。喜びを分かち

合う。何度観ても感動的なシーンだ！

最も尊く、最も人間らし姿ではないか。

人は助け合い、勇気づけ合い、励まし合い、支え合って

いるからこそ生きていける。

今、世界で起きてる様々な問題（核問題・拉致問題・国家間

の紛争・・・）

今回の事故は、世界に大切なメッセージを送ってくれた。

つづく

ザッケローニジャパン始動！

１０月１０日（日）

ザッケローニジャパンがいよいよスタートした

親善試合とはいえ、アルゼンチン戦に勝利し、幸先よい

スタートをきった。

ザッケローニ監督は選手評によると非常に細かいらしい。

練習中に何度もプレーを途中で止め、細かく指示を出し

たり、試合中にも絶えず指示をだしているそうだ。

後ろを気にするな！

パスを縦に出せ！

監督も人、性格も違えば理論も違う。

戦略、戦術も異なる。

監督を選ぶ上で最も大きな要因となるのが実績だ。

実績のある監督は勝つためのセオリーやどうすれば

勝てるのかということを知っているからだ。

しかし、イタリアでの成功が日本での成功に結びつく

とは限らない。イタリア人と日本人では、性質や

身体能力が異なるからである。

また、サッカー（スポーツ）は時代とともに変化し、進化

を続けている。過去の成功体験がこれからの時代に通用

するとも限らない。

重要なのは、日本を理解し、日本人の性質・特性に

合った戦略・戦術を組み、ベクトルを１つにできるかという

柔軟性、適応性であろう・・・

選手の力、潜在能力を最大限に引き出し、同じ方向に

導いていくのがリーダーの役目に他ならない。

勝つことによって監督と選手の信頼感が深まり、チームは

一体感を増していく。

そして今まで築いてきた日本サッカーの土台にプラスαが

加わりさらに強くなっていく。

リーダーによってすべてが変わる。

会社組織におけるリーダーにも全く同じことが言えるはずだ。

つづく・・・

お伊勢参り

８月１２日（木）

夏の繁忙期を終え、仕事疲れか？

元気になるパワーをもらう為に伊勢神宮へ。

伊勢神宮は全国でも有数のパワースポット

お盆休みとあってスゴイ人出だ

内宮・宇治橋の前ではあちこちで

シャッター音が鳴り響く

宇治橋を渡り、テクテクと森林の中、参道を歩く

神楽殿手水。

五十鈴川。

ふと池の中のキレイに彩られた鯉に足を止める。

こうして歩いているだけで心が洗われる気持ちになれる。

癒され落ち着いた気分になれる。

先入観でそう思ってしまうのか、自然とそう感じるのか？・・

どちらにしてもそう思えることが重要なのだろう。

心と体にエネルギーを与えてくれるパワースポット！

様々な人々が様々な想いを持ってこの場所を訪れる。

今や旅行もパワースポット人気

バブル時代のようにゴージャスで派手に

お金を使う旅ではなく、癒しやリフレッシュを求めて

旅をする時代

ここ数年、特に２０代～４０代の働く女性に

人気のある旅の傾向らしい。

天照大御神でお参りを済ませた後おかげ横丁へ。

情緒溢れ、人々の人情と歴史が沁み込んだ街並み。

僕はこういう街の風景が好きだ。

せっかく来たんだから何か買おうかな？

悩んだあげく結局、伊勢名物・定番の赤福

伊勢神宮参拝を江戸時代は「おかげ参り」と

呼んでいたそうだ。

伊勢神宮へ願いごとをしてはならず、

「伊勢の神々のおかげで無事に過ごしています。」

と感謝するそうだ。

「足りないものを嘆くのではなく、

今あるものに感謝する。」

なにかハンマーで頭を殴られたような教えだ。

　つづく

懐かしいメロディー

８月３日（火）

仕事帰りに何気なく立ち寄った

京都の居酒屋



店内にサザンの懐かしいナンバーが次々に流れる
２０年以上前のことが古い映画のフィルムを回すようにサザンの曲と共に蘇る。

あの時の景色、あの時交わした会話、あの時の笑顔。
鎌倉で育った僕にとってサザンのナンバーは
青春のアルバムを１枚１枚、捲ってくれる。

一度だけあの頃にタイムスリップできるとしたら

何をしよう？
２０年後の未来をみんなに教えてあげようか？
それともあの時どうしても言えなかった想いをあの娘に伝えようか・・


今頃、湘南は夏真っ盛り
ギラギラ照りつける太陽

ビーチパラソルに彩られた砂浜　

オシャレな海の家・焼けた素肌

潮の香り・・



今年の夏は鎌倉へ帰ろうかな・・

つづく・・