GABBYの話の流れから、今回は「レア」です。

前にも話した通り、会社の業績悪化に伴い、長期休暇は取りづらくなり、仕方なしに近場でレコ屋めぐりをしようと思い、中央線一帯レコ屋めぐりツアーを実施したことがありました。2003年だったかな?

これが結構、楽しかったのですよ。前にも話した通り、元から中央線沿線は、ロックな地域としてあこがれの街・・行ったことが無かった場所を周り、とても楽しかったことを思い出します。

で、このツアーで行った阿佐ヶ谷、荻窪両方に存在し、なおかつ中野、国立、高円寺と中央線沿線に広がるお店が、この「レア」です。(今は荻窪がなくなり、吉祥寺店ができたみたいですね・・)

$レコ袋と レコ屋の 思い出語り

一番なじみのあるのは、やはり中野店。中野にはブロードウェイ他にいろいろ店があるので、いつも楽しく見させてもらってますよ。

どの店も基本的にはオールラウンドな中古屋さんで「メタル以外お断り」「ソウル一辺倒」なんてことはないので、どのジャンルのファンでも気軽に使えるのが強み。それに@@@@盤で、掘り出し物をよく見かけました。

この時のツアー、荻窪店で探し求めてた素晴らしいブツに出会えました。とあるバンドを脱退したギタリストが、女性ボーカルと組んだユニットのプロモビデオなのですが、ただのCDもレアなら、映像もレア。youtubeにも落っこちてません。

そんなわけで、そのユニットの紹介はいつかまた・・ということにして、(レア阿佐ヶ谷店かどうかは不明ですが・・)阿佐ヶ谷で買った品は、パワーポップの代名詞・ラズベリーズの「ゴー・オール・ザ・ウェイ」のシングルでした。
$レコ袋と レコ屋の 思い出語り

この頃は、まだ懐に余裕があったのか、好きなミュージシャンの日本盤シングルを全部集めようなどと思っていたのですよ。当然、今は挫折しております・・



ビートルズと、フーと、ビーチ・ボーイズが一緒になったかのようなサウンドゆえ、物まねバンド的な批判もあったのではないか・・と思いますが、ここには天才的メロディメーカー・エリック・カルメンが在籍していたわけですよ。


ソロでは、この曲が一番好きかな・・

近年は、バリー・マニロウっぽいバラードシンガーになっちゃってますが、もうひと花咲かせてほしいものです。だって、昔はこんなにロックな曲(↓)演奏してたんだし・・

私がラズベリーズで2番目に好きな曲。本家はyoutubeに落ちてないのでカバーバージョンで・・どういうバンドか知りませんが、忠実に再現しててかっこいいです。


ちなみに一番好きなのはこの曲・・うーん、ビートルズ・・

今は、こんな都会とも、田舎とも言えない中途半端な土地に住んでますが、若かりし日は「絶対、中央線沿線に住んでやるんだ!」なんて思ってました。いわゆる三多摩って地域ですね。この地域こそがロック・・と思いこんでいたのですが、いろいろありまして、未だ実現してません。

この地域への愛着は、今も、もちろんありますが、中でも、20年付き合いのある友人が住んでいて、年に何度か遊びに行く関係上、国立は、他の地域よりも愛着があります。

国立に行くと楽しみなのが、何と言っても(関東圏内のレコマニアなら知らぬ人はいない)ディスクユニオン(一時期は2店舗ありましたが、今は一店のみ)なのですが、もう一店「GABBY」というお店がありました。国立駅を降りて、いわゆる大学通り方面を歩いてすぐのビルの3Fにありました。

$レコ袋と レコ屋の 思い出語り


ディスクユニオンの「何でもあり」な圧倒される雰囲気と違って、昔ながらの中古屋さんといった趣で、たいして買物はしませんでしたが、毎回来店して、ホッとする心地よさを感じてたものです。レコードの比重も大きかったしね。

ここで買ったかどうか、記憶があやふやですが、国立が生んだ素晴らしきロックヴォーカリスト・森重樹一がZIGGYでデビューした時のアナログ盤「それゆけ!R&R BAND」をこの店で見たことを覚えてます。


演奏ちょっとアレですが(笑)ロックはテクニックじゃありませんので・・

このバンド・かつては大ヒット曲もありましたが、その曲がとてもポップなものだったせいで、本質が誤解されたまま現在に至る・・という印象があり、惜しいなぁ・・と常々思ってます。

彼は、現在、期間限定で再始動したZIGGYのツアー中ですが、他にもいろんな名義で、いろんな曲を歌い続けており、日本で最も過小評価されてるヴォーカリストなのでは・・と思う次第です。

その証拠↓



生で、このシーンを見ていましたが、「神」と言いたくなるような神々しい姿に言葉を無くしました。
彼について語ると長くなるので、いずれ小出しで語るかもしれません・・


で、この店ですが、今はありません。ただ、全く同じ場所でRAREという中央線沿線に何店も持ってる老舗中古店が入ってます。品ぞろえも似たような感じなので、GABBYがなくなったことの痛手は、正直言って無いのですが、このレコ袋見ると、やっぱり残ってほしかった思いにも駆られます。

GABBYの元店長さん、噂では、レコ屋を辞めてパン屋(作ってる人)になった・・と聞いてます。ホントかなぁ・・

パン屋と言えば、ブレッド(ブレッド&バターでもよかったんですが、私はブレッドの方が好きなんですよ)・・YOU TUBEを探して、初めて動いてる姿見ました。

実は、大学受験に失敗し、浪人が決まったその日、地元のレコ屋で彼らの20曲入りのベストを買いました。

$レコ袋と レコ屋の 思い出語り

今でも聞くたびに、優しいメロディと共に、そんなトホホな思い出が蘇るのですよ・・・。



ロック的美学からすると、これはロックじゃないんだろうけど、とにかくメロディが美しいですよね。素晴らしい!


プロ野球が終わって1カ月・・今、思い返してもソフトバンクホークスが日本シリーズに出れなかったのは、たまらなく悔しい・・今は、楽天イーグルスの方を応援してますが、ちょっと前まではホークスファンでしたし、もちろん楽天の次に応援してるのはホークスです。何せ私は、小学校の時、クラスで南海ホークスの緑の帽子をかぶってるただ一人の男でしたからね・・
それにしても、これで3度目・・勝負弱いのも情けないですが、それ以上に2度もCSを勝ち上がった某球団が憎たらしく、たまらなく嫌いになってしまいました・・

と、そんな話はさておき、96年だったかな?初めて九州に行きました。確か、飛行機乗ったのもそれが最初だった気が・・
今も仲良くさせてもらってる友達と、その娘が一緒だったんですが、到着直前で「席を立たないでください」アナウンスが出た直後にトイレに行きたくなり、しばらく地獄のような思いをしたことが忘れれません。

九州到着後のレコ屋巡りで、一番印象的だったのは、やっぱりここかなぁ・・
$レコ袋と レコ屋の 思い出語り

今も元気に営業中のようですね。http://www.taguchishouten.com/

でも、私が行ったのは天神店だったはずですが、昨年のレコードマップ見ると載ってませんね。今あるのは、かつてのけやき通り店。「田口商店KEYAKI」というのが正式名称みたいですね。
全般的に、東京より安く、品数も豊富だったのを覚えてますが、何買ったんだっけ?
この大きさだとLPと思いますが・・

この文を書くため、昔のレコードマップとか見て、いろいろ思い出がよみがえってきました。
そういえば、福岡で喰ったラーメンが、人生で一番うまいと感じたラーメンだったなぁ・・新しい思い出&過去の記憶補完のため、そろそろ行かなくちゃ・・


さて、九州と言えば、何と言っても、めんたいロック!この度、鮎川誠在籍のサンハウスが再結成!YOU TUBEにも映像ありますね。柴山さんの、このパフォーマンスといい、詞といい、まぁアレを連想せずにはいられませんが、やっぱりカッコイイですねぇ。





でも、私、シーナ&ロケッツの方が好きなんですよねぇ・・
ここで、突然ですが、私セレクションのシナロケベスト10!


1. うそつき人間


2. ホラ吹きイナズマ


3. Dead Guitar


4.PILLOW TALK
5.Get It On Babe
6.VIRUS CAPSULE
7.PLANET GUITAR
8.天国はあるけれど天国には誰もいない
9.Dynamite
10.Jet Coaster

ロケッツ名義も含んでるせいもあるけど、10曲中6曲が鮎川誠ボーカル。決してうまいとは思わないけど、やっぱカッコイイんだよなぁ・・
やっぱ、シーナさんよりも鮎川さんだよなぁ。これぞロック!

前回、紹介したWOODSTOCKは、知らぬ間に無くなってしまい、ガッカリしてたのですが、ある日、新しく出来た店に入ると、「ここ、もしかしてwoodstockの改名店?」というお店に巡り会いました。レコードの仕切り板とかいろいろ似てるんだもん・・(WOODSTOCKの仕切り板との比較は、記憶で言ってることなので確証はありません。違ってたらすみません・・)

それが、このお店。現在も元気に営業中。
http://warehouse.shop-pro.jp/

$レコ袋と レコ屋の 思い出語り


ちなみに、私、「博物館」と呼んでます。レアな帯付き日本盤LPをいろいろ展示してるので、たまに友達と店を廻る時は、「博物館に目の保養に行こう」なんて言って来店、何も買わずに高いLPの現物を見て楽しんで帰る・・・というパターン。申し訳ないッス。

レアな日本盤帯付きLPといえば、こういう世界に足を踏み入れた時、全世界的に廃盤だったアップルレコード(ビートルズが設立したレコードレーベル)の数々の品を思い出します。

今は簡単に手に入り、パワーポップの元祖として評価の高いバッドフインガーなんかも、この頃は高根の花でした。よって、海賊盤のコピー品「ストレートアップ」なんかでも喜んで購入したものです。

そのアップル所属アーチストの代表曲などをいろいろ集めたコンピレーション・「ベスト・オブ・アップル 」買いました。
$レコ袋と レコ屋の 思い出語り

最初は「バッド・フィンガーやメリー・ホプキンなら間に合ってるよ・・」と思ってたんですが、今回初CD化になるシングルオンリーの音源やらが、たくさん入ってます。レコードカタログなどで写真だけはよく見てたホット・チョコレート・バンドやら、トラッシュやら初めて聞く曲が半分くらいありました。

個人的には、その中で一番印象的だったのは、ラダ・クリシュナ・テンプルの「ゴビンダ」。
何か怖いよ~。うなされそう・・特にラスト近辺、テンポが速くなって合唱になるとこなんか・・・強烈でした。見る人は注意してね。




クーラー・シェイカーが、15年くらい前にカバーしてヒットしたんだけど、同じ曲とは思えん・・

こういうインド趣味は、当然ジョージ・ハリスンのものですが、ジョージが黒人シンガー、ドリス・トロイと共作したコレもよかった。


でも、やっぱり、ジョージ作曲&リズムギター、ポールのベース、リンゴのドラムス・・・というコレがいいよねぇ。(もちろん、これは前からよく知ってます。)


昔も今もずっと言われ続けてることですが、何でヒットしなかったのかねぇ・・・それとビートルズにとってリンゴのドラムの個性が、どれだけ重要かも、この曲聴くと思い知らされますね。

このアルバムの中で一番の名曲は何と言ってもバッド・フィンガーの「デイ・アフター・デイ」でしょうが、これもジョージのプロデュースで、ギターも弾いてます。

いまさらだけど、ジョージの貢献度の高いアルバムですよね。
大学生になって、バイトばっかりしてたおかげで、好きな音楽ソフト購入の余裕が出来て、東京へ中古ソフト捜しに出かけることが多くなりました。

あの頃は、初めて見る世界に驚きの連続で、楽しくて仕方ありませんでしたが、中でも
一番、猟盤が楽しく、収穫が多かった店として思い出すのが、新宿にあったウッドストックです。

$レコ袋と レコ屋の 思い出語り


80年代後期、私がこの店を初めて訪れた時は、レコードコレクターの休憩場所になってた柏木公園のまん前に存在してました。

あの当時、私は熱心なロッキング・オンの読者であり、何から何まで影響されまくってました。(おかげで、一時期、メタル系や、ジャーニーなどのメロハー系(出来れば、ロッキング・オンから有名になったあのジャンルの呼称「○○ロック」は使いたくない・・)などを小バカにしてた時期があります。ホント、申し訳ない・・・)

で、あの雑誌の後ろにマニアックな店の広告が、たくさん載ってまして、特に新宿は、そういう店が多く、言わば聖地的存在だと知ったのは、その頃のことです。その中で、10ccのエリック・スチュワートが在籍していたウェイン・フォンタナ&ザ・マインドベンダーズというバンドのLPが広告に載ってまして、これは行かねば・・と思い、広告に載っていたウッドストックという店に向かいました。そのとき買ったのは、コレ。

Wayne Fontana & The Mindbenders「The Game Of Love」
$レコ袋と レコ屋の 思い出語り


彼らの65年のファーストアルバムに「THE GAME OF LOVE」という全米1位になったシングルA、B面を追加した作品。正直なところ、エリックは、バンド内のギタリストでしかないので、あまり好きなアルバムではないのですが、自宅近辺で手に入らないレコードは、外国に行かないと入手できない・・と思いこんでいた若造にとって、この店で、そんなマニアックな盤を手に入れたことは、ちょっとした事件でした。

このお店、小さな店でしたが、「こんなものが手に入るんだ!」という驚きを何度も味わい、未だにあの感動が忘れられません。
中でも忘れられない一番の思い出が、10ccの前身バンド・ホットレッグスの全曲集「You Didn't Like It, Because You Didn't Think Of It」の日本盤を購入したことでした。
$レコ袋と レコ屋の 思い出語り


後に全世界的な大成功を収める10ccですが、メンバーは、10CC結成以前に、数多くのセッションや、変名バンドでレコードを出しています。現在も10CCの名を引き継ぎ活動するグレアム・グールドマンが、アメリカに行っていたため、残った3人ででっち上げたのが、この「Neanderthal Man」です。


これが予想外の大ヒット(全英2位・全米22位)。上記の動画見て、どうですか?これがヒットするなんて誰も思わないでしょう。

このヒットのおかげで、彼らは、アルバムを製作するわけなんですが、説明すると長くなるので、とりあえず、興味のある方は、このページをご覧ください。
http://tencc.fan-site.net/holpj.html

そんなわけで、ホットレッグスは3枚アルバムあります。英米盤で、いろんなテイク違いがあったりで、マニアックに追及すると、とんでもないことになるのですが、私が見つけて大喜びした「You Didn't Like It, Because You Didn't Think Of It」さえ持ってれば、とりあえず全貌はつかめて問題ありません。

で、このアルバム、ゴドレイ&クレームの二人がとてつもなく美しいメロディをたくさん聞かせてくれます。中でも「FLY AWAY」「TODAY」の2曲は本当に素晴らしい。
ホットレッグスでなく、変名バンドFESTIVALの音源ですが、コレ。


いやぁ、美しい。10ccを辞めた後、実験色の濃いアルバムを出したり、一筋縄でいかない奇妙なポップソングを製作し続ける彼らですが、初期は、本当に美しいメロディのまっとうな曲を書いてたんですよね。



で、店の話に戻りますが、90年代半ば(だったかな?)ちょっと先に移転。店も広く、綺麗になりましたが、やっぱり思い出込みで、柏木公園前だった時が一番良かった。とにかく一番多くの感動をもらったのがこの店でした。

跡地はレゲエ屋さんが入ったんだっけな?今も建物は健在ですが、もうレコ屋じゃなかったですよね。

余談ですが、柏木公園前から撤退後、この建物にホモショップが出来て(笑)、そうとは知らず新しいレコ屋のつもりで入ってビックリしたことがあります。当然、今はありません。(本当は、確認してないから、断言はできませんが・・
前回、「仙台に初めて行った時は、観光に全く興味持たずレコ屋めぐりだけ・・」
と、書きましたが、それは、昔の話。

2002年に友人を訪ねて、函館に行った時から、世の中にはこんなにも素晴らしい場所があったんだと驚き、以後、観光がメインで、レコ屋は、おまけ・・みたいになってしまいました。

しかしながら、それ以後は、会社の業績が悪化。長期休暇などめった取れない身の上に・・

でも函館には3回行ってる・・というか、長期休暇がある度に行ってるわけ。また行きたい・・こんなに情熱を持って好きになった場所なんて、他にないかもしれない・・

初めて、函館に行った時、当然レコ屋巡りもしてますが、その時、買い物した店で、一番、店として充実してたのが、函館駅前の通りにあった「ドリームズ・カム・トゥルー」でした。

$レコ袋と レコ屋の 思い出語り



東京でいえば「レア」「yellow pop」に相当するのかな?オールジャンルの取り扱いで、値段はちょっと高めだったけど、タイトル数は多かった。今も袋が残ってるとはいえ、何を買ったのか覚えていない・・元町の方で1枚買ったのは覚えてるけど、それってドリカムの別の支店だったのかな?何買ったか覚えてないけど、2006年の店の写真が残ってました。
$レコ袋と レコ屋の 思い出語り


この時は、最後になるとは思ってなかった・・。せめて、もう1回行きたかったよ・・

今年の夏、4年ぶり3度目の函館来訪。当然、来店するつもりでしたが、ドリカムの姿はありませんでした。(レコードマップに載ってないから覚悟はしてたけど・・)再会した友人にも聞きましたが、やはり閉店したようです。8年前もシャッター街になりつつあった函館駅前の通りですが、来るたびにひどくなってるなぁ・・東京で言う新星堂にあたる玉光堂もツブれてたし・・。やっぱり許せん!小泉純一郎!

何、買ったか思い出せないので、今回はちょっと脱線して、函館を舞台にした知る人ぞ知るTVアニメ「ノエイン」を紹介。



【ストーリー概要】(amazonより)
僕の大切な人を奪いに来たのは、僕だった

北海道・函館。ハルカは青く光る雪に包まれながら、教会の尖塔の上に立つ黒いマントの謎の男を見かける。
小学六年生になった初夏。ハルカは、幼馴染のユウが母親に中学受験を強要されてストレスを感じていることが気になって仕方がない。
そんな微妙な関係の二人を尻目に、友人たちの間では幽霊の目撃談が盛んになっていた。そしてハルカとユウの前に再び青い雪の中に見た謎の男“カラス”が現れる。巨大な“ウロボロスの環”とともに・・・。ハルカの首元が淡く光りはじめる。「まさか、『龍のトルク』が…」愕然と
つぶやくカラス。絶望の未来を救う“鍵”を持つ少女ハルカは未来を変えられるのか?ユウとカラスの選択は?時空を超えた運命が、今動き出す-。



「もし、あの時ああしてれば・・」とか、「タイムマシンで昔の自分に説教しに行きたい」とか、いつも思ってる私にはドンピシャな作品でした。量子力学とか難しい設定も多いんですが、各キャラが皆、大事なものを守る・・みたいな部分を強く持っていて、すごくいい作品です。それに函館の再現度がものすごく高い。ストーリーに引き込まれるの加え、「この舞台は、あそこだよね」と、遠くのあこがれの地を思う楽しみも加わります。

ところで、この作品の音楽を担当してる七瀬光という人は、劇判の時の名前で、シンガーとしては伊藤真澄という名義で3枚アルバム発表してます。本当は2001年の「花の音」
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というアルバム収録の「MELODY」という曲を紹介したいのですが、youtubeに落ちてないので、同アルバムから「家路」を紹介。



この曲が彼女との出会いでした。最初に聞いた時は、矢野顕子かと思った・・(そう思うでしょ?)。

昔の、谷山浩子や遊佐未森、ZABADAKあたりの系統の人が、最近はアニメ系に流れてます。この世界は、最近はアイドルポップスと、上品で美しいポップソングに分かれてる印象があり、後者の世界は、それこそプログレとか、キャロル・キングとかが好きな人なら気にいる要素が多いので、もっと注目されてほしいものです。
今回より東京以外の店も出てきます。

昔は、それなりに夏休みや、冬休みも取れまして・・(と言っても、年に9連休が3回ある・・みたいな最近の恵まれた方のようにはいきませんが・・)休みのたびに遠くのお店に猟盤に行っていたものです。観光に全然興味なくて、レコ屋廻るだけ・・今、考えると、もったいないことをしたものです。

93年・生まれて初めて仙台に行きました。店員さんの私語が東北訛りで、「ああ、仙台に来たんだ」と感慨深い思いになったのも良き思い出です。

その中で、一番いい店として印象に残ってるのが「えび蔵」
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私の持ってる96年のレコードマップによると

「飲み屋街のど真ん中で深夜12時まで営業。70年代ロック、プログレ、パンク、日本のロック、懐メロが得意」

だそうです。飲み屋街にあったかどうかは記憶にありませんが、入った途端、「オレと波長の合う店だな・・」と思ったのは記憶してます。当時未入手で、欲しかったストーンズのCDを山積みしてましたし、サッド・カフェの欲しかった盤を見て買おうか迷ったはず(買わなかったけど・・)

当時の仙台は、レコ屋も多く、かなりの店を廻った記憶があります。調べてみると、96年のレコードマップでは(HMVとタワーを除いて)仙台駅周辺だけで18店。去年のレコードマップでは8店。
ちょっと前、、楽天イーグルスの岩隈投手のラスト登板を見るため(実は楽天ファンなのです)、17年ぶりに仙台に行き、翌日にレコ屋巡りしたのですが、その8店の中にも無くなっていたり、移転した店もあり、かなり少ない来店数で済んでしまい、残念でした。

自分の記憶と一致してる店は無く、えび蔵に至っては、当然消滅。ネットで調べたら97年11月で閉店していたそうです。所在地は、現在はA-BOOというバーみたいですね。

閑話休題

ちなみに、ここで買ったのはムーディー・ブルースと並ぶ雰囲気プログレ(私の造語ですが、悪意はありません。普通のメロディアスなポップスにメロトロンなどの味付けがなされてる・・という風に思っていただければ・・)の雄・Barclay James HarvestのJOHN LEESのソロアルバム「A MAJOR FANCY」
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でした。この盤には、10CCのエリック・スチュワートがゲスト参加している・・という話だったので、前から探していたのです(申し遅れましたが、私は10CCとトッド・ラングレンのマニアです)

正直、エリックの影はほとんど感じられませんでしたが、コレクターと言うのは、買って確認できれば、まぁ満足しちゃうんで、これはこれで・・

その数年後、私は、本体のBarclay James Harvestのアルバムを2枚購入するんですが、これは両方とも素晴らしい出来でした。

74年の名盤「宇宙の子供」
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のタイトル曲


すごい観客数だなぁ・・
日本の知名度からは、想像できないくらい向こうではビッグネーム。同系統のムーディーブルースは、それなりに日本でも人気あるんだから、もっとちょっと評価されるべきですよね。

しかしながら何よりも、このバンドで驚いたのは75年「神話の中の亡霊」
$レコ袋と レコ屋の 思い出語り

収録のこの曲


全てのビートルズファンに聞いてもらいたいへ・・・楽曲的にも、いろんなところから引用してますが、歌詞のほとんどがビートルズの曲名と言うこの構成には、本当にびっくりしました。ビートルズマニアの友人に聞かせても、知らなかったみたいで、知名度は高くないみたい・・
一人でも、この曲に関心持ってもらえたら嬉しいなぁ・・
前回の話で、出てきたので続けて秋葉原編でいきます。

今も存在してますが、もはや石丸電気と言う法人は消滅しており、営業してるのはエディオングループが経営する名前だけの残骸でしかありません。かつては、石丸の何店かの店舗を廻って、在庫が無ければ廃盤・・・というほどに在庫が充実してました。

今でいう、アマゾン的な役割がこの店だったと思います。


石丸の経営が傾いたのは、あの「何でもある」という在庫ゆえだった気がします。2000年代に入り、家電業界は再編が進み、更にネット通販が発達したことにより、「こんなもん売れるの?」というものまで在庫がある石丸は非効率的な店だったことは間違いありません。

いつしか、頻繁に在庫処分セールが行われるようになり、いつのまにか、かつてのような在庫の豊富さは感じられなくなりました。秋葉原にソフトビルが残っていて、まぁまぁの品ぞろえでしたが、かつては、ああいう店が何店も秋葉原にあって、凄かったものだから、物足りなく感じます。


石丸で、忘れられないのは差し出したLPやCDをそのまま渡すわけではなく、在庫を探して、それを渡してくれること。そのため、ちょっとだけ待ち時間があります。

「@@@お買い上げのお客様~」

と呼び出しがあるのですが、恥ずかしいタイトルのものを買ったときなど、さぁたいへん。あまりにも恥ずかしくて、その場を逃げ出した(←ちょっと脚色してます)ことも・・



さて、このお店の全盛時の袋と言えば、クラシックやポピュラーの人気者のイラストが描かれた、黄色の袋を思い出す人も多いはず。90年代初めまでは使われてたはず(CD袋でこれはあったのかな?残念ながら記憶にありません)。

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(クリックすれば、大きな画像が見れます)

新しい人でもオリビア・ニュートン・ジョンやロッド・スチュワートで時代が止まってますけど、それこそオアシスとかメタリカが出てくるような新バージョンも見てみたかったものです。


で、時は流れ、現在。この袋に描かれてるオリビア・ニュートン・ジョンの40周年ベストってやつを買ってしまいました。(買った店は、石丸じゃないけどね・・)
$レコ袋と レコ屋の 思い出語り

昔、LPをダビングしたテープでベスト盤2枚聞いてましたが、それも行方不明。本当に久しぶりに聞いたら、忘れてた曲の中で、こんなものが・・



これは来日公演の映像ですかね?今更ながらキレイな人だよなぁ・・

「Don't Stop Believin'」が、何で「たそがれの恋」なんでしょう?・・・と、いうことはさておき、すごくいい曲だよなぁ・・昔は、そんなに好きじゃなったのになぁ・・他にも「サム」とか「恋の予感」とかいい曲がいっぱい。正直言って85年以降の曲はどうでもいい・・カットしても問題なし・・



ジョン・トラボルタと共演した映画「セカンドチャンス(原題 TWO OF A KIND)」の主題歌
「運命のいたずら」
 

個人的には、彼女の最後の輝きは、この曲。今も昔も大好きです。いかにも80年代の音ですけどね・・・・


これのサントラ、今、入手困難・・どっかで再発売しないかなぁ・・LPは持ってたんだけど、売っちゃった・・
$レコ袋と レコ屋の 思い出語り
$レコ袋と レコ屋の 思い出語り


93年開店。確か1年もたなかったと思います。

当時の勤務先の近くに出来たので、昼休みとかによく通ってました。
もう記憶で書くしかありませんが、5階ぐらいまであったかな?CD屋として、秋葉原の最大勢力だった石丸電気(いずれ詳しく書くと思います)に対抗して大型CDショップとして華々しくデビュー。1階は邦楽、2階は輸入盤だったはず。確か輸入盤が安かったか、品揃えが良かったかで、友人が重宝しておりました。

しかし、あっという間に店は消滅しました。バブル崩壊と、電気街からパソコン街へと変わっていく秋葉原の新しい流れの中で、老舗家電店がどんどんなくなっていったこの時期、この店の土台だったシントク電気も倒産の憂き目にあい、この店も消滅。会社の先輩には予約金を払っていたのにそのまま・・という人もいました。

かく言う私も、よりによって閉店の数日前にCSN(クロスビー・スティルス&ナッシュ)の4枚組ボックス(確か一万円・・)を購入していました。シントクは石丸に対抗して、購入額の約1割のサービス券を発行しており、私はそれまでの買物と合わせて、1500円ぐらいのサービス券を持っていたはず。

そんなわけで、結局サービス券は、たたの紙くず。高価なCSNボックスは、定価で購入したのと同じになってしまいました。悔しかったなぁ・・

このことや、数年後、定期券と一緒に別の店のポイントカードを落としたことなどから、以後の私は、ポイントやサービス券をなるべく早く使うように心がけることになったのでした。

そのCSNボックスも今は手元にありません。ニール・ヤングが大好きな私ですが、このボックスでは彼の存在意義はあまりなく(CSN&Y [クロスビー・スティルス・ナッシュ&ヤング] のボックスではないからね・・)、10年ほど前に処分してしまいました。

でもCSN&Yのファーストは今でも大事な宝物です。


とか言っといて、紹介するのは1STアルバムに入ってないシングル「OHIO」



初期のニール・ヤングのギター、歌、メロディには、とてつもなく激しい怒りや、悲しみが、内包されてる気がしてなりません。

そして、それを最も感じる曲、流れただけで、部屋の空気が変わる曲として、これは忘れるわけにはいきません。


この狂おしいギターを聞け!唯一無二の個性としか言いようがありません。ロックはテクニックじゃない!

あの頃のニール・ヤングは本当に素晴らしい・・としか言いようがありません。

まずは、ご挨拶


はじめまして。私、洋楽も邦楽も大好きなロックマニアです。


‘ロック‘と言いましたが、正しくは’ポピュラーミュージック‘ですかね。バリー・マニロウみたいな人も好きですし、日本のいわゆる歌謡曲も、大好きです。




さて、そんな私、いわゆるコレクターであります。出来る限り、気にいった音源は、CD、またはレコードで保管しておきたい。音だけでなく、ジャケットやライナー、帯、それに、もう、今は専門ショップでしか味わえなくなったあのレコードのカビ臭い匂い・・1枚のソフトには、PCにデータとして保管しておく以上の価値があるはずです。




最近はi-podで音楽を聞いたり、アマゾンで買物をすることも多くなってますが、やはり、本当は実店舗で、手に取り、音源を購入したい、それが一番・・・という気持ちは変わってません。



私は、今まで多くの中古ショップや輸入ショップで買物をしました。その時に購入した品を包んだショップ専用袋は、捨てられず、押し入れで眠っている状態が続いてます。このまま押し入れに入れてても、何の役にも立たないので、そのショップの袋の写真を載せ、思い出を語り、それに絡めた私のお気に入りの曲をYOU TUBEから持ってきて貼りつけて無理やり聞かせてしまおう・・というのが、このブログの趣旨。


それ以外にも、もしかしたら野球のこととか、政治のこととかも書いちゃうかもしれませんが、でも基本は、レコ袋と、レコ屋の思い出。



興味のない人は、全く興味を示さないようなブログですが、末長く付き合っていただければ、うれしいです。