シャッターチャンスを逃すな!
◎第8話 憧れ
「あら? アンちゃん、どうしたの? その背中・・・なんでそんな事してるの?・・・」
「え? イグちゃんに? ・・・・あ、アンちゃん、いつもイグちゃんの後に
くっ付いて歩いてるもんね。 ほんと、仲良しの2人よね。」
「うん。 イグちゃんの後に居ると落ち着くの! イグちゃんは面倒見が良くて、
女だけど強そうに見えるし、イグちゃんは私の憧れなの! 私もイグちゃんになりたいの!
」
「イグちゃんのことが大好きなのね・・・でも二人よく似てるわよ。」
「そう? お肌は似てるんだけど、色とか全然違うし・・・・私はこんな地味な色・・・
でも、イグちゃんは素敵な青緑♪ それに・・・・何ってたって、背中の三角の背ビレみたいなのがステキ☆
私も、あんな背中の飾りが欲しいの・・・・・」
「そうなの! こうしてると、自然と背中の皮膚が伸びて、いずれ三角になるわ、きっと♪」
「痛いけどもう麻痺しちゃって・・・あまり感覚がないから、もう大丈夫よ!
努力は必ず報われるって信じてるの!!!」
トコトコ・・・・・トコ・・・・・・
「なんとかしてあげなきゃ!! あのままでは、アンちゃんの背中がボロボロになっちゃうわ!」
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
よいしょ、よいしょ!
痛てて! 気をつけないと・・・・よし! これで完璧っと!!!
「きゃーー!! ほんとだわーーー!! やっと・・・ついに・・・・・ううっ・・」
「あ、外敵から守るようになってるのね、きっと。 触らなかったらいいのよ!
気にしない、気にしない♪ これでイグちゃんとお揃いの背中になれたわね。」
「え
? そうなの!? 素敵ね! 楓ちゃんの頭のお花も前から欲しかったんだ~♪」


