友人との約束をキャンセルして

というか 寝過ごしたままメールほったらかして

夕方のラーメン特集を見た後駅前へと繰り出した


安い服ないかなぁとか

何で皆自信たっぷりに歩くんだろうとか

俺をそんな目で見るんじゃないなんて思いながら

自分の自意識過剰な神経に参ったりした


ヴィレッジヴァンガードの雰囲気が好きで

ラーメンズのDVDBOX欲しいなぁとか

新しいヘッドフォンが欲しいなぁとか思った


自分は街へ繰り出すと浪費家になる

少し気になるとそれを引きずる

絶えられなくなって買ってしまうこともしばしば

後になって後悔してしまったりする


今日は色々物色したけれど何も買わず

ゲーセンで100円を使っただけ

我ながらビックリした



*



数少ない連絡を取ってくれる友人をないがしろにして

それでも自分を好きでいて欲しいなんて傲慢な考え


毎日訪れる長い長い夜に

不安になってしまうんだ

夜が怖いんじゃない

昼間 誰にも馴染めない自分を想像するんだ


他人がどう思っているかなんてわからない

けれど 自分の中でダレカが負の感情を吐露する

他ならぬ自分自身が服装がダサいとか髪型おかしいとか

それを 他の誰かの視線と結びつける



「今すれ違った男が俺のことを馬鹿にしている」

「あの二人組みは俺を見て笑っているんだ」

「ほら さっき聞こえた会話・・・お前の事だよ」



街を歩く時々に聞こえるネガティブな言葉に

叫びだしたくなるんだ

けれど 周りの目が気になってそれすらできない

面と向かって誰かに吐露することもできない


だから こうして見えない誰かを捌け口にする

そんな事あなたにもないですか?

慰めて欲しい そんな自分を叱って欲しい


何億という知らない誰かに繋がる可能性にすがる

パソコン画面に向かってキーボードを叩く

短時間でいろんな感情が交錯した


中学時代の友人との近隣散歩

ポカポカした陽気の中で

自分の知らない地元の一面を見た

なんだか嬉しかった


時が変わってバイトの最中

周りに機嫌が良くない人がいて

その人の違う一面を見た気がした


接客した相手が感情を隠すことなく

内に抱えている不満を僕に押し付けた

哀しみと時が経つに連れ怒りを覚える


なんだかんだ人間の感情というものを考えていると

接客中におつりを渡す際に

「いらっしゃいませ」

と場違いな発言をしてしまった

苦笑するお客 笑いをこらえるのに必死な同僚

お客が帰った後 顔が真っ赤になった

肩で笑う同僚に

「色々考え事していたら変な事を言ってしまった」

と弁解したらまた笑われてしまった

気がつくと僕もつられて笑っていた



悲観的になりすぎているのかな

ネガティブに考えがちで

自分の周りは敵なんじゃないかって


人の温かさに触れて

自分の情けない部分をフォローしてくれて

嫌な顔せずに笑ってくれる


本当はそう思ってないんじゃないか

なんて事を考えるのが悪い気がする

そう考える自分がいけないんだって


世の中捨てたもんじゃないよ

その場の空気に馴染めなくて

それこそ空気みたいな状況になっていたって

見てくれてる人がいる

心配してくれる人がいる


俺 まだやれるかもしれない

心許せるようになるかもしれない


簡単に変わることはできないかもしれないけど

みんなの心遣いに答えたい

もっと仲良くなっていきたい




本当 ありがとう