後頭部 ズキンという痛みが走る 痛みに反応して頭を抱える 後頭部が痛みの原因のようだ 変だな 腕が上がらない 重い瞼を一生懸命開くと 狭い視界に白い天井が現れる 痛みは絶える事無く押し寄せる 堅いベッドの上に横たわる 第三者の視点から移る僕の姿 僕はその姿を知ることができない 誰かが現れては消える ほんの僅かな微かな映像 すぐに僕の意識は遠ざかっていく 瞼の裏の暗闇の世界へ 誰かの手に袖を引かれて…
チョコレートこの小さな塊に込められたモノは いったいどこへ行くのだろう 延々と並ぶ機械から生成される 無感情の甘い甘いお菓子 形こそ違うもののさほど変わりはない それぞれの女性はこの日 様々な想いを込めて 様々な期待を抱く それぞれの男性に手渡す 形こそ違うもののさほど変わりはない すべては同じチョコレートなのだから ・ ・ ・ と曲がった考えしかできない自分
迷路離れてしまったあの頃と 近づいてしまったこの日 やってくるのは必然で 去っていくのは偶然で 僕はどんな道を歩んだのだろう これからどんな道を行くのだろう 今の僕にあるのはゆっくりとした日々と あんなに言えなかったありがとうの言葉 何処へ来てしまっ たのだろう 何処まで行くつもりなのだろう