『犯人に告ぐ

 君は完全に包囲されている
 無駄な抵抗を止めて
 今すぐそこから出てきなさい』


何度も何度も投げかけられる言葉
何度も何度も突き刺さる台詞

僕は包囲された
姿のない様々なモノに
僕は包囲されている

気がつかなかった
僕を取り囲む環境に
この状況は前から続いてたんだ


僕はこの包囲から抵抗しただろうか
我が道を行くために突破を試みただろうか
それすら覚えていないらしい
世界にひとつだけの花が咲き乱れる
この時を待っていたかのように

自分色を大切に育てた
まったくもって不思議なものだ
認められることで咲く花とは

自分には見えないその花の
色を誰が僕に伝えよう
果たして一体誰が…

流れ行く色彩の
醜さと美しさ
すべては自分のために
自分自身を否定して自分らしくと叫ぶ