下手くそなギターかき鳴らして
大声あげて歌ったあの頃
憧れのアーティストになった気がしてた

誰かに向かって吐き出した言葉
ただ受け入れて欲しかった
頷いてくれるだけでよかった

嘘に嘘を重ねてた日々
嘘をつくのが当たり前だった
本当は嘘を見破って欲しかった

誰かの言葉に共感して
そのことを相手に伝えたかった
自分の想いを伝える難しさを知る



そして今僕はどう変わったんだろうか
何かを失い 何かを得ることができたか

見えないものを教えてくれ
本音をぶつけてくれって
まだ もがいてはいないかい
世界の中心が何処だかわかる?
僕にはそれが見えないんだ

僕自身が世界の中心だって
言ってしまえば簡単だけど
人の数だけあるんじゃないかな



例えば オーストラリアのエアーズロック
地球の真ん中に位置する場所
アボリジニーにとっての神聖な土地

例えば 散らかった自分の部屋
その人の生活の中心である場所
この部屋から始まり この部屋で終わるってね

例えば 学校の屋上
放課後に待ち合わせた秘密の場所
そこから見上げた景色は どこまでの行ける気がした



いつかどこかで 見つけられたらいいね
ここが僕の世界の中心だって場所を
君は遠くにいるんだなって
ふと思い出す夜

当たり前のことを
当たり前にできなくて
当たり前じゃない答えを探してた

一体僕は何を見ていたんだろう
望むものだけ目を向けてたのかもしれない
万華鏡に写る反射を利用した騙しのように

止まらずに進んでいく時間に
僕だけ取り残されてるのかい?


そうだきっと
言えなかった言葉『ありがとう』を
僕は今でも持て余しているんだ