1度目は、自分の手や腕に。
2度目は、お客様のおからだに。
講座ではトリートメントする際
オイル塗布は2〜3回で終えてくださいね。
と、お伝えしています。
何度もオイルを足しているようでは
どうしても
不慣れな(素人ぽい)印象が残ってしまう。
またお客さまに安心感を与える
施術を提供できる
セラピストさんは無駄が少ないものです。
オイル量は
相手の身体の大きさ/肌状態によっても
多少変わること を理解したうえで
数回で適量をとれるようにします。
それは
「目を養うこと」でもある。
無駄な動きや迷いがなく
いちどでピシッ!と決められる。
細部にまで意識が宿っている証拠ではないかと思います。
目を養う/手を養うことは
技術や知識だけでも、
1日2日で出来るものでもなく
そのセラピストさんの
「意識の積み重ね」と、いうところが大きい。
経験値があっても
慣れすぎて疎かになることもあり...
ん〜難しいもんです。
*
スクールやお勤め先のサロンで手技を学び
ひと通りできるようになれば
次はプロフェッショナルな施術/セラピストを目指して、
目や手を養い
細部にまで意識を向けていくことをおすすめします。
技術や知識を深めることはもちろん
・オイル塗布
・タオルワーク
・お声かけ
・体位変換
・お客様の快/不快
・相手の心身に耳を傾けるなど
細部を大切にするほど
トリートメントの質が高まるもの。
目を養う/手を養う、は終わりがないな〜と
職人さんがコツコツと黙々と
技術を成熟させていくように
セラピストの道のりもまた奥深く楽しいな〜と感じています。
プロフェッショナルは
知識や技術、経験だけで作られるのではない。
わたしもまだまだ学びの途中です。