たくさんの方から、
野良猫や多頭崩壊の猫たちのために ボランティアで避妊去勢手術実施
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野良猫や多頭崩壊の猫たちのために ボランティアで避妊去勢手術実施します
についてシェアやリブログしていただき、
感謝しています。
少しでも、必要な人、必要な猫ちゃんたちに広まっていただきたいと願っています。
日々、この活動について問い合わせや申し込みをいただくのですが、
「今回連れていらっしゃる猫ちゃんは、野良猫ちゃんですよね？」
と確認すると、
「いや、飼い猫です。」
と言われるケースがあります。
「野良猫が対象なんです。」
とスタッフが答えると、
「昔野良猫で、その子を拾って飼っているから、野良猫だ。」
と言われるケースも・・・
もともと
私たちがこの活動をしよう
と思った理由を考えてほしいのです。
前回のブログから抜粋
全体的に、野良猫の避妊去勢の助成が追いつかなっていて、
そのために、避妊去勢手術をするのを自粛する人が増え、
その間に、野良猫の出産が継続して行われ、
来年度の予算が決まるまでの間に、
野良猫の数が増えてしまう可能性が高くなりそうなのです。
それでは、今までせっせと頑張ってきた人たちの苦労が報われないっ
本当の予定では、
年々野良猫の数が減っていき、
新たに捨てられてしまった子たちや、なかなか捕まらずにいた子たちの出産の分だけ、
避妊去勢手術をしていき、
最終的に0になっていく・・・
という流れなのですが、
このままでは、
減少していくというより、維持・・・もしくは増える
という可能性が大。
というわけで、
さまざまな助成が自粛している間だけでも、
うちの病院でできる限りのサポートをしよう
ということで、
いつも野良猫や多頭崩壊のお家の猫ちゃんたちに提案している手術代よりも安くで、
ボランティアということで避妊去勢手術をしよう
となったのです。
飼い猫は対象でない理由はわかりますよね？
そもそも・・・
飼うからには、『責任』が発生するわけで、
「避妊去勢手術が高いから、うちではできません」
というのは理由にならないと思うのです。
だって・・・
これから先、死ぬまでず〜っと病気をしないという保証はないのですから。
もしも、大病をしたら、
おそらく治療することも困難になると思うのです。
そしてもう一つ。
かかりつけの病院があるのに、
この活動を利用し、飼い猫の手術を受けてほしくないのです。
手術をするにあたって、
さまざまな準備が必要です。
まず手術器具。
いろんな器具がある程度必要となります。
器具を用意して、
滅菌という手術器具の機械での消毒の作業があります。
それから、手術する際に必要になる麻酔の数々…
注射やガス麻酔など。
そして、
手術の際は、麻酔担当のスタッフ、
もちろん手術をする獣医師が必要になります。
手術中に必要な糸などもあります。
手術１つするのに、
さまざまなものが必要で、
器具などに関しては特殊なものである分、
費用がかかりますし、
麻酔薬や糸など消耗品もたくさんありますし、
もちろん、人件費もかかります。
そして、
もっと掘り下げると…
手術する技術としても、
獣医師として資格を取得して実用されるまでに
たくさんの費用がかかっているわけです。
だから、
手術１つするのに、
本当にたくさんの費用がかかるわけです。
ある程度の手術費用が発生するのを
理解してほしいのです。
保険もききませんしね…
一般的に決してぼったくってるわけじゃないのです。
じゃ、なんで今回安くできてるのか？？？
私は、
野良猫を少しでも減らしたい
さくら猫として、地域で煙たがられることなく、寿命を全うさせてあげたい
という気持ちから、
少しでも協力したいと思い、
本当に消耗品の費用だけ…
もし赤字になる部分があったとしても、
それは自分からの寄付とさせてほしい
と考え、
今回の金額設定にしているからです。
周りの先生からしたら、
安いからこの活動に連れて行こう
と誰しも参加されてしまうと、
正直困ると思うのです。
ボランティアという気持ちも含めるから
その金額設定になるだけで、
実際、一般的に、
決して手術金額にたくさん割り増してるわけではないのですから。
かかりつけの先生も、
安いからという理由で他の病院で手術受けたなんて言われたら、ショックですし、
（私も同じことを言われたらやっぱりショックです）
複雑な気持ちになると思うんです。
そのうち、
営業妨害だと言われ、
この活動ができなくなってしまったりすると、
本当に必要な人たちや必要な野良猫ちゃんたちに申し訳ないとも思うのです。
本当の私の思いを加味して、
この活動に参加していただけたら…
と心から願っています。