こんばんは。
今日、NHKの11:45から放送の『ひるまえクルーズ』という番組で、
『補助犬』について取り上げていただきました。
生放送が大の苦手なアラフォー獣医師 浜崎菜央です。
生放送が苦手な理由・・・
時間が決まっていて、
オーバーしたらどうしよう
って焦っちゃうんです。
それから、
原稿が頭の中からぶっ飛んでまっさらになったらどうしよう
って不安になっちゃうんです。
そうすることで、カチコチになってしまうわたし・・・
（いつもこの件に関して、父から毎度ダメ出しをいただきますっ
）
１０時から何度もリハーサルをして、
時間調整をしたり、話す内容を変更したり、
準備万端のはずだったのですが、
やはり本番でとちりました、わたし。
今回ばかりはひどすぎて、もう穴があったら入りたいくらい
『むやみやたらに』という単語が、何度チャレンジしても言えず、
しまいには、むやみやたらという単語すら浮かばなくなり、
「あれ？むたみ・・・いやいや、なんだっけ？」
とぽっかーんってなっちゃいました。
もうやだっ
（アナウンサーの方に、大丈夫ですか？って言われちゃう始末）
リハーサルのほうが上手だったわ、きっと、わたし。
私の大失態については、これくらいにして・・・
今回のNHKさんによる『補助犬』の放送、本当にすごくいいものでした
本当にいいものを作ってもらって感謝であります。
短い時間で申し訳ないのですが・・・
と言われていたのですが、
短くてもいいんです
取り上げていただけるだけでも嬉しいことだから
それも、８分もの時間を使っていただけることに
本当に心から感謝しているんです
この８分という限られた時間の中で、
鹿児島のみなさんに伝えるべきことをギュッと集約してくださっていて、
本当に充実した時間となりました。
補助犬ってどんな子たちだろう？
どんな仕事をしているんだろう？
からはじまり、
現在日本で活躍している補助犬の数や、鹿児島で活躍している補助犬の数についてのお話、
（鹿児島は聴導犬と介助犬はゼロということも含めて）
なぜ鹿児島はゼロなのか？についてのお話、
鹿児島での美紀さんとともに行った講演会の様子、
美紀さんのインタビュー、
身体障害者補助犬法があるにもかかわらず、入店拒否が相次いでいる現状についてのお話、
犬アレルギーについての補助犬・補助犬ユーザー側の配慮について、
これから鹿児島で暮らすみなさんにできることってどんなことだろう？というお話
で締めくくられました。
本当に内容が充実していて、
私のドジはさておき
十分鹿児島での補助犬についての課題が伝えられたのでは？
と思っています。
私たちの活動の中で、
こんなふうに取り上げていただけるときって、
必ず何かしらご縁があって・・・ということがほとんどなんです。
（毎回、偶然の繋がりに、びっくりしながらも、支えられています。）
今回の放送に関しても、
Facebookでシェアしてくださる方々のおかげだったり、
知り合いの方のプッシュがあったり、
そんな力が一つになって、
一人の方と繋がったのがはじまりでした。
そして、偶然にも、
その方から、また古くからの繋がりが明らかになり、
どんどん連鎖していき、
本当に大きな輪になったのでした。
１４年前の活動の時の繋がりや、
（これをきっかけに昔を思い出し、再度繋がったご縁や・・・）
その繋がりから、美紀さんや私への繋がりへと
（私たちの活動と昔からの活動を繋げるご縁や・・・）
本当に不思議な繋がりも相まって、
この番組作成がなされました
それぞれの大きなサポートやアツい思いからできた放送内容だったからこそ、
いいものができたのだろうと思っています。
最終チェックの際に、
責任者の方から、
補助犬ってこんなにすごいんだよ
補助犬はユーザーさんとともに体の一部として活動しているんだよ
社会参加をするためにユーザーさんにとって大切な存在なんだよ
じゃ、私たちにできることってどんなことだろう？
っていうのを伝えらえるようにしましょう
と言われて、
ジーンときちゃいました
こんなに思ってくださり、
この限られた時間の中で、いかにみなさんの心へ問いかけられるか考えてくださって、
本当にありがたいな〜
と思い、
よしっがんばろう
って挑んだのでありました。
まぁ・・・ヘマしちゃいましたけどね、わたし
リハーサルとリハーサルの間には、
アナウンサーの方々に、
例のごとく、補助犬について、マシンガントークした私。
こんなこともしてて、
こんなこともできちゃって、
すごいでしょ？
私はこんなふうに思ってるんです！
とか
もう永遠、補助犬のことを語りつくしておりました。
あんな調子で本番でしゃべれたらいいのにさ・・・
本当にもうっ
自分の出番が終わったらすぐに、
高校からの親友からメールが来ました。
「後ろでナオの声がすると思ったら〜テレビに映ってた」
って。
カミカミになった時の焦った顔も、最後終わってホッとした顔も、
ナオらしくて、普段のナオを見れたし、かわいかった
と。
いや〜ん
ありがたい・・・
ず〜っと繋がっている存在から、
頑張っているナオが見れてよかったという言葉と同時に、
普段のナオらしさが見られてよかったという言葉に
ジーンときちゃいました。
私らしくアピールできたらいいんだよな。
無理してかたくならず、
いつも通りの、マイペースの私で出ればいいのだ〜
と改めて感じたのでありました。