鹿児島で補助犬普及のために活動してるけれど | 【鹿児島⭐︎動物病院から】飼い主さんとペットの絆を深める心の持ち方接し方を提案 獣医師 浜崎菜央

【鹿児島⭐︎動物病院から】飼い主さんとペットの絆を深める心の持ち方接し方を提案 獣医師 浜崎菜央

鹿児島で動物病院を経営しつつ、飼い主さんがペットに1つでも多くできることを提案できる場として、ペット関連のイベントや講演をしています。
http://www.ruoona.com/
http://www.alohapet.info/

こんばんは。

去年の今日は、鹿児島初の『聴導犬普及のための講演会』を行った日でした。


もう1年になるのかぁ・・・

と思う反面、

何か形に残せているのだろうか?と焦ってみたり・・・

そんなことをここ数日考えているアラフォー獣医師 浜崎菜央です。




1年ってあっという間。


去年の今日を迎えるにあたって、本当に何度涙を流したことか・・・

いっぱいいっぱい涙を流しました。


どうしてこんな思いばっかりしなきゃいけないんだろう・・・

悔し涙をたっくさん流したものでした。


その度に、美紀さんに励まされ、周りのみんなから励まされ、

頑張ってこれました。


途中、孤独で、味方がおらず、

本当に辛い思い、悔しい思いをしたっけ・・・




公共施設に、補助犬の受け入れ拒否をされたのに、

あとからメディアの人が取材に行くと、

なかったことにもみ消されたり・・・


自分が無知だっただけに、

対応や処置の仕方が半端で、反撃できなかったり・・・




でも・・・

そんな積み重ねがあるから、今があるのだと思います。





そして・・・

その分、

去年の今日は、嬉し涙も流しました。





(去年の今日の講演会の様子)



あれから1年・・・



いろんなところで、補助犬普及について興味を持ってくださり、声をかけてもらえるようになりました。


「補助犬普及活動頑張ってくださいね」

と応援の言葉をいただいたり、

「何か協力できることがあったらいってくださいね」

とお声かけくださったり。



実際去年の講演会を開くまでと開いてからとでは、

興味をもってくださる方は増えた

と思います。



補助犬の存在を知らなかった人が、知るきっかけ作りになったり、

どんな問題点があるのか知らなかった人が、知ってどうすべきか考えてもらえる機会になったり、

自分にできることって何かないかな?と考えてくださる人も増えたと思います。



補助犬のことについて話すときも、

去年よりももっとスムーズに話せるようになりました。



それは・・・

知識をもっている人が去年の今頃よりも増えたから・・・



去年の今頃までは、

「補助犬?なんですか?それは?」

という人ばっかりだったのだけれど、

今は、何人かに一人は、

「あ、補助犬ですね。新聞で見かけました。」

と言ってくださる人が増えたんです。


私たちがやっていることを取り上げてくださったメディアのおかげです。



みんなに支えられて、

今の活動ができているのだと思っています。




補助犬が増えてほしい

という気持ちもありますが、

それよりも、

補助犬を受け入れる街になってほしい

補助犬を暖かく受け入れる人たちの集まりになってほしい



それが一番なのです。



それなしでは、

補助犬が増えることはできないと思うから。




鹿児島で補助犬を必要としている人が手にできるように・・・

という気持ちはありますが、

それはもっと先の私の夢。


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(美紀さんとレオンとともに・・・これからも頑張るのです)




今は、補助犬を受け入れる人つくり、街つくりが先なのです。



だって、補助犬を必要としている人が実際手にしたとしても、

今の鹿児島は決して住みよい街ではないのですから・・・




簡単に、

「鹿児島にいないのだったら、早速第1号の聴導犬・介助犬を・・・」

とかって口にする人もいるけれど、

補助犬と暮らすということは、

今の鹿児島ではなかなか難しいのです。




必要としている人が受け入れたとしても、

補助犬と実際街に出かけたときに拒否されることが多い街だから、

結局孤独を感じ、

最終的に補助犬とともに家に引きこもることになりかねないのです。





補助犬普及活動をするにあたって、

いろんな視点から考えることにしています。



それぞれの言い分があると思うから・・・




補助犬を必要としている人が住みよい状態にするために、

補助犬を受け入れる側の不安要素を取り除き、心から歓迎してもらえるための情報提供、

補助犬に遭遇したときの街のみんなの対応、

いろんな場面で関わるいろんな人たち、

すべての人が心地よく過ごせるように、

まずそれを目標に進めていっています。


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(こうやってそれぞれの言い分を聞いて不安要素を拭うのも私の役目だと思っています。)



だから、

力づくで法律だけを押し付けて受け入れてもらおうとはしないし、

必要であれば、言い分を聞いて、解決策を考える。




時間はかかるかもしれないけど、

形になったときには、

ものすごく大きな輪になる

と思うんです。




だから・・・


コツコツ頑張るのです。




中には、

こういうふうに注目されることにあやかりたい

と本当は心から思ってもいないのに、

安易に「お手伝いさせてください」とか

「今度やるときは声かけてくださいね」とか

便乗してくる人もいる。




最初はすんごく否定的だったのに、

テレビや新聞で取り上げられて注目されるようになった途端、

手のひらを返して、

「今度はうちでぜひ・・・」

と声かけられたり・・・




みんながみんな味方ではない

とは思っているけれど、

時々そんな腹黒いところを目にすると、

ショックを受けてみたり・・・





本当にイバラの道で涙を流すことが多いのですが、

負けじと頑張れているのは、みなさんのおかげ。




クラウドファンディングも、

ちゃんと私のことを応援してくれる人、

私がしていることを応援してくれる人、

そんな人たちが支えてくれて、

少しずつ資金が集まってきています。



本当にありがたいことです。


なになに?それ?

という方は、

こちらをどうぞ
ココ
鹿児島で補助犬普及のためのイベントと講演会をしたい!




まだまだ目標金額に到達していないので、

これからも頑張っていくつもりです。


だって、目標金額に達しなかったら、自腹で開催ですから・・・


もしも応援してくださるという方がいらっしゃったら、

ぜひクラウドファンディングに参加していただきたいです。