【不思議な話】だけど私はおじいちゃんから愛されて守られてる。 | 【鹿児島⭐︎動物病院から】飼い主さんとペットの絆を深める心の持ち方接し方を提案 獣医師 浜崎菜央

【鹿児島⭐︎動物病院から】飼い主さんとペットの絆を深める心の持ち方接し方を提案 獣医師 浜崎菜央

鹿児島で動物病院を経営しつつ、飼い主さんがペットに1つでも多くできることを提案できる場として、ペット関連のイベントや講演をしています。
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(先日、写心家の日高さんに撮っていただいた写真ハート私のお気に入りハート


私は小さい頃から海が大好きで、

それは今も変わってない。


むしろ、今のほうが、海に対して執着しているかもしれない。



なんでだろうな~?

と最近よく考えているのだけど、

ふと気づいたことがある。



私はおじいちゃんが大好きだったし、

今もすごく大好きで、

それと同じくらいかそれ以上におじいちゃんからも愛されていて、

おじいちゃんが亡くなった今でも守られているんだ

と気づいた。



私のおじいちゃんは、私が小学校の時に亡くなった。



小学校までしか一緒に過ごせなかったのだけど、

小さな時の記憶なのに、

不思議なことに異常なくらい覚えてる。


おじいちゃんは、小学校の先生をしていて、

退職してからは、消防団の一員として、公民館長として、町のために活動してた。

あ、コアラの大好きなユーカリの木をどこからか譲ってもらって植えたということも覚えてる。



おじいちゃんの仕事についての記憶はそのくらい。



でも、町のみんなから頼りにされていて、愛されていたのはよく覚えてる。


田舎の小さな町だから、み~んな知り合いなのだけど、

それでも周りのみんなから頼りにされて、愛されていて、

小さい私を連れて一緒に歩いていると、よく話しかけてもらっていたっけ。

おじいちゃんって、すごい人なんだなと小さいながら誇らしく思ってた。



それから…


いろんな言葉をかけてもらったことも覚えてる。



菜央は自慢の孫だよニコ

とか、

菜央は動物が大好きだから、一生懸命頑張ったら、動物のお医者さんになれるから、絶対なるのだよーニコ

とか、

宝毛は幸福な毛だから、絶対抜いたらダメだよニコ良いことがあるんだからニコ
(今も宝毛が元気に育っているのを見るたびにおじいちゃんとの会話を思い出してるハート

とか、


あとは近所の海に連れて行ってくれたときに、

ここの海には守り神がいるんだよニコ

とか・・・



まだまだいーっぱいかけてもらった言葉を覚えてる。




あんなに小さかったときのことなのに、

よく覚えてるなーと感心するくらい、

おじいちゃんの言葉は私の心の中に残ってる。



ほんとに不思議ありがちなキラキラ



おじいちゃんちに行ったら、

よく一緒に散歩しながら、海に行ってたっけ。


おじいちゃんがいないなぁと思ったら、だいたい海に散歩に行ってて、

おじいちゃん探しに海に行ってたっけ。



だから、海が恋しくなるのかもなぁと気づいたのだ。



おまけに、そこで育った父だから、父もやっぱり海が大好きで、

実家に帰るたびに、海によく私を連れて行ってくれてた。



だからなのか、余計に海に思い入れがあるのかもしれない。




おじいちゃんは私がまだ小学低学年のときに、大腸ガンになって、

手術しても長くは生きられないと言われてて…



おじいちゃんの手術の日、

私が生まれて初めて飼ったうさぎさんが亡くなった。



私のうさぎさんは前日まで元気にしてて、まだ若かったのだけど、

突然亡くなった。




親戚のおばさんから、

うさぎは大切な人の代わりに亡くなるって言うから、

おじいちゃんの代わりになってくれたのかもよ。

と言われ、うさぎさんにたくさんありがとうを伝えて葬ってあげた。




その代わり…



手術しても長くは生きられないと言われていたおじいちゃんは、

それから何年も生きられた。



これまた不思議な話ありがちなキラキラ



おじいちゃんが旅立つとき、

私は小さいながらお別れの言葉を親族代表で読んだ。



今も不思議だが、

こんなに泣き虫なのに、

その時は不思議と泣かずにきちんとお別れの言葉を読んだ。



参列していた人たちも、

まだ小さな子なのに、しっかり大役を務めた

と感心するくらいに…



そこでも、

動物のお医者さんになるから、見守っていてねハート

と言ってたわたし。




一度は違う道を歩んだけれど、

獣医の道へまた修正してくれたのは、

おじいちゃんなんだろうなと今は思ってる。




不思議な話だけど、

おじいちゃんは今も私のことをしっかり守ってくれてるんだハート

そう実感してる。



海に行って懐かしく思ったり、落ち着いたりするのは、

おじいちゃんと小さい頃見ていた海と重なるのかもしれないな…



私にべったりだった末っ子も、

海が大好きな子だった。


今思えば、

私が好きだから、自然と末っ子も好きになってたのかもな…


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(海を見ると、こうやって自然と入っていって、私と一緒に波打ち際でびしょびしょになりながら飛び跳ねてたっけ)



私の彼と付き合うのを決めた日も、

わたしは何も言ってないのに、彼が海に連れて行ってくれた日だった。



彼と私を繋いでくれたのも海で、

その向こうにはおじいちゃんがいたのかもしれないなと思う。
 
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(おじいちゃんと小さい頃よく行ってた海にみんなで訪れたこともある)



今まではなんとなく思ってたことだったけど、

最近いろんなことを考えたり、感じたりして、

おじいちゃんの愛情を強く感じるようになったハート



不思議な話ありがちなキラキラ



私が今私らしく頑張れているのは、

おじいちゃんのおかげかもしれないな。

いや、間違いなくそうだと思う。



ステキなおじいちゃんだからこそ、

熱血な私の父が生まれたわけで…

そして、そのおかげで私が産まれて、生きてる。



今日は私のつぶやきのようになってしまったけど…

いろんなものに守られて生きているのだハート

と感謝してます。



おじいちゃんとの約束のためにも、

私はもっともっと私らしく、

そして、

獣医として私がしたいことを精一杯やりたいなと思っていますハート