OBARAJUNとの出会い @妻籠・木曽 | 実験と記録:体重と体型の変化

実験と記録:体重と体型の変化

最初と趣旨が変わってきて、最近はめっぽう子供との記録



妻の誕生日を普段は行かないエリアで過ごそうと評判が良かった宿をネットで取った事から始まった今回の旅行。連休だったので、空いてたってだけで予約しちゃって、後で場所を確認してビックリ。長野県って事だったんで、まーまー近いかな~と思ってたら、岐阜県との県境位にある東京からはケッコウ遠い宿でした。


その為に気合をいれて金曜日の深夜に東京を出発。

一日目は千畳敷カールの紅葉を見て日本の季節感を満喫でもするか~と軽い予定を持って出発。


土曜日の朝7:00。

中央道のパーキングエリア。東京から2時間位走った位のトコ。深夜のドライブに疲れて車の後ろ部分をフラットにして仮眠のツモリで寝たらガッツリ寝てしまった。しかも目覚めにはガラスに滴る雨。

雨なのに山に行く気はしないので、パーキングエリアで観光本を買って行き先を物色。このエリアは全然観光するスポットが無いみたいだけど、なんとか江戸の町並みを現在に残してる妻籠宿(つまごじゅく)と呼ばれている場所があるとの情報を見て建物を見るプランに変更。


多分、予定よりも寝過ごしちゃったのも、朝起きたら雨が降ってたのも、この街に店を構えるデザイナー「OBARAJUN (小原旬)」に出会う為だったんだろーなー。


江戸時代からの建物を残す街並みは、日本人のDNAに懐かしさを与えてくれるやさしい雰囲気。なんかスゲー晴れてきちゃって気候も良い感じだし、街全体から発する雰囲気で超落ち着く。お土産屋やそばとかのお店が、昔ながらの建物を利用してやってるけど、けっこうありきたりな物を扱っててでツマンナイ。街並みを残すってコンセプトは素晴らしいのに、その他の事に関してはセンス無しだな~なんて思ってたら、あった!



ファンキーな店を発見。

昔の日本古来の生地をリメイクしたジャケットや火消しの袢纏を使ったパンツなど、衝撃的に大好きな物を売ってる店を発見。アマリに好きな感じだったので、勝手に上がっちゃいけないトコに上がってジャケットを触ってたら、「触るんじゃないよ!」との声。

ケッコウぶっきらぼうな言い方の対応にムカつきましたが、好きな物は時間をかけてみたいので「これマジヤバイっすね。ホント良いっすね。お幾らですか?」って聞いたら「いち・にい」との返答。


「十二万っすか?」と残念な顔したら、「こーゆーの好き?」と聞いてきたので、色々話してたら実は超良い人。

しかも、この店の店主でデザイナーとの事。なんか、話してるうちに「奥でゆっくり話そうよ」と営業中なのに、奥のリビングっぽいトコでコーヒー飲みながらマッタリトークすることに。


色々、デザインした物や商品を見せて貰ったら全て完璧に僕の好みにバチハマリ。

お世辞じゃないのを見抜いたのか、スゲー喜んでくれて蕎麦とか五平餅を近所から持ってこさせて、妻籠の名物を全部、ココのリビングで取り寄せて食べるという贅沢を貰っちゃった。



見た目だけでも、スゲ好きだったけど、旬さんのアツイ思いと一貫性を持った気持ちを聞いたら余計に好きになってしまった。ホントに全部買いたかったから自分の貧乏さを改めて実感。

好きなデザイン性を持っている商品は敬意を示すために、即決で作った人を目の前にしてイッパイ買いたかった~。今回は自分の物は買わないで妻の誕生日の為に指輪を購入。

NOBORIRYU(昇り竜)という2つで1つの龍を表す指輪。妻も気に入ってくれたんで良かった。


自分の為には、パンツとジャケットを購入したいけど、今回はやめ。

でも、チョイチョイ買って集めていく予定。これを切欠に旬さんとなんかやれないかな~。マジでバチはまるデザインだからな~。


色々話してたら4時間位も経ってた。ホント、奇跡的に良い出会い。

妻籠の事が一気に好きになっちゃった体験。