6月2日に、プール業者さんがやってきて以降の進捗状況をまとめます。
6月5日(月)施工2日目
プール周りの枠組みをブラケットで補強し、その周りにコンクリートを流し入れる作業をしていました。
ドロドロのコンクリートを手作業で平すのは、大変な肉体労働です。
ゴムの長いブーツを履いた従業員さんたちが、コンクリートの泥の中で頑張っている姿を見ると、
「できあがったプールは、大事に使わせていただきます」と自然と頭が下がる気持ちになります。
この日、使用したコンクリートは、3000PSIという強度で、建物の基礎などに使われる強いものです。
コンクリートが養生して、その強度が出るまで、7日ほどかかりますので、恐らく、プール周りの次の作業は、来週になるのかな。
6月6日(火)
この日は、大きなダンプトラックで、土砂の搬送がありました。プール周りの盛り土するためのものです。
土砂などのデリバリーは、プール業者さんに雇われたベンダーさんが都度やってきて、材料を庭にどんどん置いていきます。
6月8日(木)施工3日目
プール内側の底面に土砂を入れ、プール底を固める作業をしていました。
浅い方は4フィートの深さから、スロープして8フィートの深さにしてもらいます。
この日だけで、プール底の形はすっかり出来上がったようです。
来週早々、プールライナーを入れる予定ですって。
電気屋さんがプールの照明、ポンプへの配線をするのも同時期らしいです。
だんだん、形ができてきて、楽しみになってきます。
6月12日(月)施工4日目
コンクリートとバーミキュライトを水と混ぜてセメント状にしたものを、
形の出来上がったプールの床に塗りつける作業が行われました。
コンクリートはプール床を強固にするために、
バーミキュライトはスムーズな仕上げにするために使うのだそうです。
この日は、いつもは3名で来ている業者さんが、5名も来て大所帯です。
プールの床にセメントを塗るのは、全て手作業。完璧なくらいスベスベに仕上げる技は、まさに職人芸です。
これも、かなりの肉体労働だろうと思います。
みなさん、筋肉ムキムキの上半身裸状態💪。蒸し暑かったしね。
にしても、脱ぐの好きねぇ。。。。。別に不快じゃないから良いですけど。
その作業が終わると、いよいよ、プールのライナーを貼る作業が
ここは、おそらく、この工事の一番のハイライト
ということで、業者のオーナーさんもみにきていましたよ。
一枚のライナーがプールの底と側面全部をカバーするという本当に大きなライナーです。継ぎ目はどこにもありません。
五人の従業員さんで、しっかりとライナーをプールの底に張り付ける作業は、「見もの」でした。
職場の夫にも見せてあげたくて、動画を撮りました。
ライナーとセメント床の間の空気をファンで吸い込み、
ライナーと床を密着させる作業が、大人の男性五人で、やっとできるというのが納得なシーンでした。
壁と床が交わる部分にライナーがきっちり密着するよう、
5名の男性が、逆さまにプールに身を乗り出し、指で押さえるという
サーカス🎪みたいって、思いました。
背の小さめな女性には難しい作業です。
その後、排水口をプール床に取り付ける作業は、
貼ったばかりのライナーを傷つけないよう、最新の注意を払ってスタイロフォームなどで足場をカバー
そして、いよいよ、お水が運ばれてきました。
待ってました〜。
本当に大きなトラックで、水業者さんが、2度来てくれました。
我が家の前に停めたトラックから、裏庭のプールまで、長い給水用のホースを繋ぎます。
ホースに穴が空いていて、あちこち庭で噴水が起きていたけども、そんなことは知ったこっちゃない感がアメリカンです。
「庭の芝生に水を撒いてくれるのは、良いけども、せっかくのプールへのお水がもったいないような気がしますが」と
お水業者さんに問いかけても、
「ああ、もっと水漏れはあるんだよ。まあ、でも、ちょっと多めに吸水するようにしてるから」となんの悪びれもない風でした。
日本の業者なら、考えられないような回答ですね。。。。
一度の給水で、8000ガロン、2度で16,000ガロン投入です。
が、これでは足りないのです。
ここだけの話、業者が運んでくるお水は一回分が450ドル。2回で900ドル(約10万円)でしたので、
ここは、お水代をうかせるため、足りない分は、我が家の井戸水を足して補おうという算段です。
井戸水は、お金が掛からないとはいえ、出し続けて井戸が枯れてしまっては困りますので、
一度に数時間ずつ、ゆっくりと足すことにしています。
プールがいっぱいになるまで、数日かかるかもです。
今週は雨☔️振りの日が続きそうなので、そのお水も足しになるはずです。
プールのお水は、プール業者さんが調合してくれるクロリンのような化学物質で、中和浄化されることになっています。
そして、今まで知りませんでしたが、プールのお水は一度入れると、
次にプールのライナーを取り替えるなどの作業をしない限り、2度と入れ替えをしなくて良いのだそうです。
つまり、今回の10万円越えのお水は、10年くらいはそのまま使えるということになります。
日光で蒸発した分のお水を都度ホースで足していくんだそうです。