IJICHI's Living Door vol.16 | 同じ空の下で ~ To you who do not yet look ~

同じ空の下で ~ To you who do not yet look ~

まだ見ぬあなたへ。僕らは、同じ空の下にいながらも、それぞれの感じ方で生きている。
「偶然は必然」というように、僕らを直接結びつけるものはなくても、意図しない形で、思いもよらない所で、あなたと私がきっかけひとつで繋がったことに感謝☆


同じ空の下で ~ To you who do not yet look ~



新年最初のライブに行ってきました。

昨年から始まった伊秩弘将さん主催のリビドアも16回目を迎えました。


伊秩さんの言葉を拝借すれば、


  このイベントのテーマは、“ダウンロードできない生の息吹”と

  ”コラボレーション”から生まれる化学反応です。
  僕自身も、出演者たちに混じってピアノ一本で参戦します。

  リビドアでは、プロとアマ、時間軸、立場などの垣根を取っ払って、

  音楽に対するピュアなドキドキ感や一体感を、

  皆さんに提示できたらと思います。


16回目の今回は、黒澤まどかさん、HoneyMaple、さくらかおりさん、伊秩さん、

そしてすっかりライブのトリが板についてきた服田祐生子ちゃんと、

5組のアーティストの出演となりました。


仕事を終えて九段下を後にした時は、あしたまでにやることが頭を離れずに、

会場に着いてからも仕事のことを考えていたんです。

会場が暗くなって、オープニングアクトの時は、失礼ながらまだ気持ちがお留守でした。

しかし歌が始まると、ビックリして意識がとんでしまいました。


今年最初のライブで聴いた曲は、さながら大人気アニメ「地獄少女」の世界のようで、

そのパフォーマンスに「どうしよう…」って一瞬ひるんだんですが、

本人も話していたように、ピアノでの「ちゃんとした曲」もあって、

そりゃ伊秩さん主催のライブだもんなと気持ちを持ちなおすことができました。


HoneyMapleが続いて、このリビドアでもお馴染みになったさくらかおりさんが続き、

そして伊秩さんが4番目に登場しました。

もはやライブで「お約束」となった歌詞がどっかいっちゃうシーンもありました。

歌い出した途中で歌をやめて、お手製の歌詞をセロテープで貼ったノートをめくっていました。

「これは悪い見本だよ」なんて言いながら。


森高千里さんの「ハエ男」という曲のハエ男って、

実は俺のことだというエピソードがナイスでした。

この業界で生きていくということへの気持ちを聞けてよかったです。


そして、お待たせしました我らが服田祐生子ちゃん。

12月に発売したピアノアルバムから、

「Larger Than Life」 、「Shape Of My Heart」を弾いてくれました。

後で、途中でヘンなとこを押してしまったと告白があったのですが、

一瞬、「新しいアレンジ?」と思うようなところがありました(笑)

今日は盛りだくさんで、「Breath of Winter」や「さよならが言えなくて」はもちろん、

「Addiction」「Survivor's Limit」のようなアッポテンポで、ラップが入ってくる曲もあり、

「Affection」の日本語バージョンも初披露してくれました。


だいたいみなさん5曲だったのですが、

祐生子ちゃんは7曲ぐらいのボリュームで大満足でした。

僕の後ろに座っていたリビドア初参加の女性陣で、

もちろん祐生子ちゃんの歌を聴くのも初めての方が、

「最後のひとはプロなんでしょ?他のひとと全然違った。」と連れの女性に言っていました。

僕は心の中で、「それりゃそうでしょう♪」と得意気でした(笑)


ラストはみんながこれを聴きたくて待っている「SAKURA again」。

祐生子ちゃんがおじいちゃんの話を始めた時に、やばいなと思っていましたが、

歌の途中で感極まってしまって歌えなくなってしまいました。


僕はもちろん「もらい泣き」です。

と言うか、「おじいちゃん」と言うキーワードをきっかけに涙腺はゆるみます。

知っているだけにね。案の定、泣かされました。


でもね、祐生子ちゃん。

あの瞬間、おじいちゃん会場にいたね。

見てたと思うよ。


この歌、やっぱり何度聴いても素晴らしい。

僕には紅白で歌っている祐生子ちゃんの姿がしっかり見えている。

この「SAKURA again」がみんなに愛されて、紅白に出場して、

そこで感動した方々が次々に手にとって聴いてくれる。


そうして迎えた桜の季節。
2月の沖縄から始まって5月の北海道に至るまでの約3ヶ月間。

桜前線とともにこの「SAKURA again」がロングランのヒットとなって、

今日歌った歌も含めた歌手デビューアルバムが、

記録的なヒットになりそうな予感がします。


CD発売も着うた、着ムービーの配信もそうですが、

リリースされた時には、まず有線放送にリクエストかけましょう♪

僕はそうしようと思います。


後藤さんのブルーノートの時もそうでしたが、

終わった後にCDを求めるお客さんが多かったですね。

祐生子さんのお兄さんらしき方もいらしてました。


お土産に焼き菓子を持っていったのですが、

祐生子ちゃんからは、この間渡しそびれたクリスマスカードを催促されました(笑)

今度は手渡すことができましたが、ちょっと気恥ずかしい…。


次回のライブの予定は2月のようですが、

バックストリートボーイズも来日している頃ですので、

ピアノアルバムからまた違ったアレンジだったり、

カルビー第3弾の曲がUPされているかもしれませんので、

ライブではちょっとしたサプライズがあるかもしれませんね。


バックストリートボーイズの担当の方とお話ししたのですが、

祐生子ちゃんのピアノアルバムは初回生産分は完売だそうです。

ネット注文などの売れ行きも好調だそうで、

手元にある分を売り切るまで、祐生子ちゃんのライブに同行だと言っていました。

2月のライブでも会場で販売をするので、

まだお手元にない方は、ぜひ、お買い求め下さい。



服田祐生子オフィシャルブログ

http://ameblo.jp/yukohatta/



同じ空の下で ~ To you who do not yet look ~



感極まってしまった祐生子ちゃんへ♪


日本レコード大賞では感極まってもいいけど、

紅白ではしっかり歌い切れるようにね☆


その日までまだ300日近くあるけれど、

今日いたお客さんは、そうなることを実感した日になったと思います。

ありがとう。とても感動的な1日でした。