今まで作ったものとこの数日で作ったものを壊しまくって、手持ちのFDMの3Dプリンタでは今の形では満足のできる強度のモーターマウントが作成できないことを確信するだけの条件が揃ってきたような気がします・・・
初心にかえって条件を振って手持ちのフィラメントで出力してみました。
ABS 話にならない
PETG-CF かなり強度が高くなるけどあと少し足りない
PA-CF かなり強いけどネジをガチガチに締めるのには耐えられない
PA-CFは買ってすぐに試したときに条件設定が難しくて使ってなかったのを今回かなり頑張って出力してみたけど、品位を上げきらない状態でも強度確認の時点で用途として向いてないと思いました。
もう少しゴツくするとかちょっと考えてる別の形にすれば行けそうな気もするようなしないような(^^;)
やっぱりカーボンとかの強化繊維は短繊維でもある程度の長さがあるとか長繊維として使わないと強度を出しきれないと思ってますが、長繊維のまま利用して出力できる3Dプリンタが出来てるみたいでした。
200万円かなんか確かめようとも思わない金額のようでしたがw
カーボン、アラミド(ケブラー)とかはかなり昔にお仕事で少し使ったことがありますが、完成品を手にするのは信頼性が高くていいけど、加工する側になると強力すぎて無理な力がかかってもなかなか切れてくれないから扱いにくいとか手とかを切りそうとか機械が痛みそうとか刃物が痛むとかあまり良くないイメージもあったりします。
強化繊維じゃない短繊維でも練り込めば強度アップになるとか素材によってどの方向の力に強いかとかいろいろものづくりとしては考えるのが楽しいけど、「小さい」と「強い」の両立は難しいです。
そんなことは置いといて、DMMで作ったものは期待を裏切らない!
壊すのが忍びないというか思いきれなくて壊れるほどの力はかけきれてませんが、これぐらいは耐えてほしいと思うぐらいの力は耐えきりました(^^)
ギヤを作ったときにわかってたけど、あまりにも設計通りの寸法で余裕をもたせすぎたのが裏目に出たwww
一点物でも数万円とかかからずうちでは再現できないものが作れるのは夢がありますね。
ノーマルのプラは射出成形だからあの薄さで強度があるんだなぁと改めて思いました。
レジンもかなり強度が出せるのかなぁと気になって仕方がない今日このごろ。。。