タパ作り | Hula Lino Mauloa オフィシャルブログ

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長崎・佐賀・福岡を中心に活動しているフラダンス教室のHula Lino Mauloaです
Hula Lino Mauloa の活動記録やレアなハワイ情報そして私のひとり言等を満載してお届けしております。西の果てから発信中!

私が今一番やってみた事
それが「タパ(カパ)作り」です

タパとは樹皮を打ち伸ばして作るポリネシアンの古来から伝わる紙布のことです
ハワイでは「カパ」と呼ばれています
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フラをやられてる方は既にご存知かと思いますがパウスカートの原点とも言われています。
現代のように繊維で織られた布が無い時代
このタパを腰に巻いて踊っていたそうです

現在ではこのタパの材料になる伝統植物である「カジノキ」が少なくなってしまったのか? 作り手が居なくなったのか? タパの必要性がなくなってきたのか?よくわかりませんが、現在ではタパを手に入れる事が難しくなったと聞きました。

タパ作りも相当時間と手間のかかる作業だと以前私のクムが話してくれました
カジノキという植物はクワ科の植物
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ナイフでカジノキの幹の樹皮を剥ぎ 剥ぎ取った内皮を塩水につけ発酵させ天日干しする  天日干しした内皮をまた水で戻し柔らかくする。
柔らかくなった内皮をひたすら棒で叩いていく。
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叩くことでカパは薄くなり 好みの大きさや薄さに仕上げるまでには1ヶ月程かかる
根気のいる作業です
仕上げには 竹のヘラに模様を彫りスタンプのようにタパに模様をつけていきます
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皆さんが良く見るのは フラカヒコの衣裳でパウスカートの上に張りのあるタパ柄が入った紙の様なスカートを見た事あると思います
現在では不織布を用いる事がほとんどですね