それが「タパ(カパ)作り」です
タパとは樹皮を打ち伸ばして作るポリネシアンの古来から伝わる紙布のことです
ハワイでは「カパ」と呼ばれています
フラをやられてる方は既にご存知かと思いますがパウスカートの原点とも言われています。
現代のように繊維で織られた布が無い時代
このタパを腰に巻いて踊っていたそうです
現在ではこのタパの材料になる伝統植物である「カジノキ」が少なくなってしまったのか? 作り手が居なくなったのか? タパの必要性がなくなってきたのか?よくわかりませんが、現在ではタパを手に入れる事が難しくなったと聞きました。
タパ作りも相当時間と手間のかかる作業だと以前私のクムが話してくれました
カジノキという植物はクワ科の植物
ナイフでカジノキの幹の樹皮を剥ぎ 剥ぎ取った内皮を塩水につけ発酵させ天日干しする 天日干しした内皮をまた水で戻し柔らかくする。
柔らかくなった内皮をひたすら棒で叩いていく。
根気のいる作業です
仕上げには 竹のヘラに模様を彫りスタンプのようにタパに模様をつけていきます
現在では不織布を用いる事がほとんどですね