クムからの説明も無く沢山のチャントを習った
レッスンが始まる時に唱えるチャント 踊り始める前に唱えるチャント 踊りながら唱えるチャント等、、、
しかしレッスン中にクムはオリと言う時もあって、、、
その使い分けが今一解らなかった
きっと 現在フラをやってる人の中でも以前の私の様な人もいるんじゃないかな?
オリとチャントは 辞書で調べると同じ意味で詠唱の意味です
詠唱の事をハワイ語 でオリ(Oli )
英語でチャント(Chant)と言います
それじゃどちらも使っていいんだ!
なんて思いがちですが
クムが踊り手を踊らせる時や踊り手自ら唱えながら踊る詠唱をチャントとよび、カヒコを踊る前に唱えるのものがオリと呼びます。ようするにオリは踊りを伴いません。
これらチャントは 文字を持たなかった古来ハワイ人が物事を伝承する為に育んだ口承文化です。
神々に捧げる祈りや神話 自然現象 さらに農業や漁のやり方など生活の知恵までさまざまな事まで詠い何百年以上にわたって伝えられたものです。
チャンティングスタイルには3スタイルあり オリオリOli Oli . ケパケパke pakeha.
カーヴェレKawele
がありますが、オリオリは一番よく使われる詠唱方法で最後の母音を震わせるように伸ばし感情を込めて詠唱する方法で皆さんが一般的によく聞くチャンティングがそうだと思います。
昔から伝承されてきたチャント!
自己流に変えることなく正しく発音し、正確に詠唱していきましょう。