● 耳下腺腫瘍:人に話した時にモヤること
仕事関係含め、どこまで人に話すかというのはどんな病気になっても悩むことなのかもしれません。
わたしの場合、情報が少なく、他の方のブログでたくさん知識を得たので、わたしも記事を書こうと思っていたから、隠すという選択はありませんでした←微妙に腹立つ顔文字w
過去にも副鼻腔炎の記録を残しています。
9年ぶりの全身麻酔かーw
この時も、いろんな人のブログで予習をしましたね。
で、今日のブログのテーマは「人に話した時にモヤること」なんですけど。
わたしの中で、手術するんですーってことをおおっぴらに言い回るって感覚が無かった9年前。
その時は病院に勤めていたのですが、勤務表でわたしの休みを見た先輩に「そういうの早く言わないと自分が困るよ」ってめちゃくちゃ冷たく言われたのを思い出しました。
10日ほど休んだので、早く言って他の人に迷惑かけないようにしなさいよってことだとは思うんですが。
確かに、誰かが長期休暇を取れば、他の人は休みは取れないわけで。
でも、そこで働いてそんな長くなかったけども、他の人に許可取られたこと無いですけどね!笑
モヤった一件を思い出しました。笑
今回も、一応言うべきか言わざるべきかみたいなのは、一瞬考えました。
が、なんせ見えるとこなんで。
隠せもしないし、会う人会う人いちいち説明するのも面倒だし、急に見たらビックリするでしょうし。
もしかしたら後遺症も出るかもなので、今回はいろいろと周知しておこうという気持ちになりました。
そして、ここでもやはり話せばモヤるw
ここから先は、相手を責めているわけではありません
多分、励ましてくれようとして言ってくれるんだと思うんですけど。
やっぱり当事者にしかわからない気持ちってあるよね、というお話です。
「良性の腫瘍はよくあること」
これね、確かに、よくあることなんだとは思うんだけど、一緒にされたくない気持ちが大きい
良性の腫瘍的なものだと例えば、皮膚の脂肪腫とかイボみたいなものとか。
胃や大腸にもポリープがある人も少なくないと思います。
頻度や症例数が多いそれらのものと、比較的まれで症例数も多くない耳下腺腫瘍……
耳下腺腫瘍だと、その病院や担当の先生が、どれくらい症例を扱っているのか、みたいなとこからもう不安なわけです。
胃がんであれば10万人あたり98.5人、ポリープなんかはその何倍もケースがあるでしょうし、それだけデータも先生の経験値も積まれています。
耳下腺腫瘍は10万人あたり1〜3人、データも「こういう傾向にある」みたいなふわっとしたものが多いように思うし、何より先生たちの経験値ね
わたしも、よくある腫瘍やポリープで、先生が良性だし心配いらないよーって言うならそれを信じると思います。
でも耳下腺腫瘍はなー。
いまいちその「良性だよ」の言葉から、症例数が少ないと言う点で素直には信じられない
あとは、良性だろうと腫瘍がある位置によっては顔面神経麻痺の後遺症の心配はあります。
そしてそこでもまた不安なのが先生の腕
そんなにじゃんじゃんある手術ではないですからねぇ……
まぁ心配したところで、お任せするしかないので、全力でまな板の鯉になる準備はできています。
なのでどうしても、良性の腫瘍と言われても、よくあるものとは意味合いが違くない?と思ってしまうのです。
症例数とか経験値とかさ、ぜったい大事じゃん。
以上「良性の腫瘍ってよくあることだから」という励ましに、モヤってしまうお話でした。笑
励ましてくれる気持ちもありがたいし、モヤってしまうのも自分の体で不安なことなんだからしょうがない。
誰も悪くない、という結論ですね
サムネが同じのばかりになるから、我が家のかわい子ちゃんを最後に貼っときます。
つぎの話