映画『イエスタデイ』 | 宇宙の限りなき優しさの中で

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大好きな映画や音楽、日々の生活で感じたことを綴ります。

今回は、初鑑賞で好きだった映画のご紹介。

今回紹介するのは、世界規模の瞬間的な停電によりビートルズが存在しないという世界となり、彼らの音楽を知る主人公が名曲を歌ってスターになってゆくコメディ映画『イエスタデイ』。



映画『イエスタデイ』予告編


2019年の作品で、監督は『スラムドッグ$ミリオネア』や『スティーブ・ジョブズ(2015年)』のダニー・ボイル

脚本は『ラブ・アクチュアリー 』や『アバウト・タイム 〜愛おしい時間について〜』のリチャード・カーティス

出演は、『TENET テネット』のヒメーシュ・パテル、『シンデレラ』のリリー・ジェームズ、『ゴーストバスターズ』のケイト・マッキノン、本人役で人気歌手のエド・シーランなど。




この映画を観て改めてビートルズの音楽は素晴らしいと思った。

イエスタデイ、レット・イット・ビー、抱きしめたい、イン・マイ・ライフ、ザ・ロング・アンド・ワインディング・ロード、愛こそはすべて、ヘイ・ジュードなど、数々の名曲が登場する。

洋楽ファンの私は、その音楽の魅力だけでも存分に楽しめた。



Yesterday / Himesh Patel


ビートルズを誰も知らないことで展開してゆく物語の中のいろんなエピソードがなかなか笑えたりします。

そして物語の終盤、驚く人物からアドバイスも受けたりする。

そのシーンからラストへの展開も心地よい作品で、名曲も楽しめる映画ってホントにいいよなーと思わせてくれます。

みんなはビートルズの楽曲の盗作だとは知らないけれど、盗作の真実を知る主人公の中に芽生える良心との葛藤も見どころ。




まったく売れないミュージシャンが大注目を浴びて、成功と名声を手にして気づく大切なものとは… ぜひ映画をご覧ください。


では今回の曲は歌詞の和訳字幕付きで、映画『イエスタデイ』に登場するビートルズの名曲『レット・イット・ビー』。

作曲をしたポール・マッカートニーのライヴでの歌です。

平和を願ったジョン・レノンが作詞のメッセージも、臨死体験者たちが大切さを語っていた言葉と同じ「あるがままに」。


Let It Be / Paul McCartney